鞍馬山(くらまやま)は、京都府京都市左京区にある山。標高584m。
霊山として知られ、密教による山岳修験の場として栄えた。延暦15年(796年)、あるいは宝亀元年(770年)には、鞍馬山の南中腹に毘沙門天を本尊とした鞍馬寺が創建された。
鞍馬山を境内とする鞍馬寺は、源義経(牛若丸)が修行したと言い伝えられる「京都最強」の呼び声高いパワースポットで、鞍馬山には目には見えない宇宙の力が満ちているといわれます。
また、牛若丸(後の源義経)の修行の地であり、「鞍馬天狗」で知られている。古くより、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られた。「更級日記」にも鞍馬山の春秋の姿が描写されている。病気平癒、商売繁昌、縁結びのご利益があるとされています。
鞍馬山のパワースポット・見どころ
鞍馬寺
鞍馬寺(くらまでら)は、京都府京都市左京区鞍馬本町にある仏教寺院。宗派はもと天台宗に属したが、1949年以降独立して鞍馬弘教総本山となっている。山号は鞍馬山。
開基(創立者)は、鑑真の高弟鑑禎(がんてい)とされている。本尊は寺では「尊天」と称している。「尊天」とは、毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるという。京都盆地の北に位置し、豊かな自然環境を残す鞍馬山の南斜面に位置する。
鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地として著名であり、大佛次郎の小説『鞍馬天狗』でも知られる。新西国十九番札所である。なお、鞍馬寺への輸送機関としてケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)を運営しており、宗教法人としては唯一の鉄道事業者ともなっている。
五月満月祭(ウエサク祭)が有名。ウエサク祭は、仏陀が生まれたとき、悟りを開いたとき、そして入滅のとき、全てがヴァイシャーカ(Visakha)月(インド歴第二月)の第一満月の夜であったという伝承に基づいた祭。旧暦の4月15日のあとの満月に行われる。天界と地上の間に通路が開ける日と言われる。
正殿前の六芒星(金剛床)がパワースポットと言われ、その中心に立つと気を受けると言われている。
本殿金堂へ至る石段途中にある転法輪堂(てんぽうりんどう)も隠れパワースポットだという。転法輪堂は、ご先祖に感謝の祈りを捧げる道場で、1丈6尺の阿弥陀仏が安置されている。重怡上人(じゅういしょうにん)が平安時代に、13年間堂内に籠り毎日十二万遍の弥陀宝号を唱え続け、六万遍の弥陀宝号を書いて法輪に納めたといわれている。「大己貴命(おおなむちのみこと)」と「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祀られており、病気平癒、商売繁昌、縁結びのご利益があるとされています。
Info
参考URL | 総本山 鞍馬寺 |
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アクセス | 京阪本線の終点、出町柳駅から叡山電車に乗り換えて30分程、終点の鞍馬寺下車。寺で入山料を納めて鞍馬山へ登る |
住所 | 〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町 |
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兵庫県神戸市:六甲山
六甲山(ろっこうさん)は、兵庫県南東部、神戸市の市街地の西から北にかけて位置する山塊。瀬戸内海国立公園の区域に指定されている。日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つである。
六甲山上からの眺望は開けた景色を望むことができ、西の明石海峡大橋や淡路島、その海岸線に迫る六甲山系が見てとれ、南には金剛山や泉州地域の海岸線、紀伊水道の友ヶ島なども望める。東には生駒山や阪神平野一帯の眺望が可能で、淀川や大阪市内もはっきりと見ることができる。また直下には神戸の市街地や臨海地帯が迫って見えることもあり、その山上からの高低差とスケール感のある広角な視界が得られることにより大変みはらしの良い眺望が可能で、多くの観光客が訪れるスポットである。下界を見下ろせる所々には展望台が設置されており六甲山から見下ろす夜景は日本三大夜景の一つとされている。
大阪府泉佐野市:犬鳴山
犬鳴山(いぬなきさん)は、大阪府泉佐野市大木犬鳴の犬鳴川渓谷を中心として、そこへ流れ込む燈明ヶ岳(標高558m、西ノ燈明ヶ岳ともいう)等の山域全体の総称。「犬鳴山」という名称の山があるわけではない。名勝地や金剛生駒紀泉国定公園の指定を受けるなど豊かな自然を持つ。心願成就、開運のご利益があるとされています。
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三上山(みかみやま)は滋賀県野洲市三上にある山。一般には近江富士として知られる。標高432m。ふもとには御上神社や滋賀県希望が丘文化公園がある。
「古事記」「延喜式」にも記述が見え、また和歌にも詠まれた由緒ある山である。藤原秀郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の異名も持つ。