糸碕神社(いとざきじんじゃ)は、広島県三原市の神社。創建は、天平元年(729)。社伝では、神功皇后が西征の帰途、舟をこの地に寄せた際に、水を献じたという故事よって、この水を長井の水といい、この地を長井浦、または、井戸崎(後に糸崎)というようになったといわれている。
境内には、神功皇后が軍船をつないだという「船つぎの松」の記念碑がある。昔は、この神社の松の木片を燃やしてみせれば、子どもの夜泣きが止まるといわれ、公卿や大名まで霊験をさずかったといわれる。水難除け、交通安全、身体壮健、健康長寿などにご利益があるとされています。
糸碕神社のパワースポット・見どころ
神功皇后が西征の帰途、船を寄せられた際に水を献じたという故事によって、この地を井戸崎(後に糸崎)といい、郡を水調(後に御調)と称した縁により天平元年(729年)創建されました。
貢井(みつぎい)
境内の東側には貢井(みつぎい)、または御調井と呼ばれる井戸があるが、社伝によれば神功皇后が長井の浦に船を繋ぎ、この井戸の水を求めたことにちなむ。神功皇后が軍船をつないだという「船つぎの松」の記念碑が残る。
長井の浦は井戸崎(いどさき)ともいい、現地名の糸崎(いとさき)の由来とされる。また、かつて広島県に存在した御調郡も当社の御調井が発祥であるという。
また、境内には江戸時代の囲碁棋士で、棋聖に数えられる本因坊秀策(広島県尾道市因島外浦生まれ)の業績を讃えた江戸時代の石碑がある。
御神木の大楠(クスノキ)
境内にそびえる御神木の大楠(クスノキ)は、樹高30メートル、胸高幹囲13メートル、樹齢推定500年で、市の天然記念物に指定された。楠としては広島県で一番、中国・四国地方でも3番目の大きさを誇る。
日没後にこの大楠を右回りに8度回り神社から出ようとすると、夜の海からおらび船と呼ばれる船が神社のすぐ前の船着き場にたどり着き、夜の沖へと連れ去られてしまい、また、左回りに回ると宝船がやって来るという伝承がある。
御神徳
糸碕神社の御祭神
糸碕神社のご利益
開運招福・海の守護神・水難除け・交通安全・身体壮健・健康長寿・安産 など
Info
参考URL | 糸碕神社 | 三原観光navi |
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アクセス | 車/山陽自動車道三原久井ICから約35分 公共/三原駅から福地行バス約16分 糸崎神社下車、 徒歩1分 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒729-0324 広島県三原市10 |
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