引手力命神社（ひきてちからのみことじんじゃ、ひきたぢからのみことじんじゃ）は、静岡県沼津市西浦江梨の大瀬崎にある神社。今日では大瀬神社（おせじんじゃ）と呼ばれることが多く、他に大瀬明神（おせみょうじん）などとも称される。縁結び、仕事運、健康運などにご利益があるとされています。
境内に伊豆七不思議のひとつである神池がある。神池は、国の天然記念物である「ビャクシンの樹林」に囲まれた禊の池。海から最も近いところでは距離が20メートルほど、標高も1メートルほどしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、コイやフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息している。
駿河湾を挟んで北方およそ50キロメートルの富士山から伏流水が湧き出ている、などとする説もある一方、海水面の上下に従って水面の高さが変わるとも言われており、何故淡水池であるかは明らかにされていない。古くから池を調べたり魚や動植物を獲ったりする者には祟り（たたり）があるとされ、また実際に池の水が層状に分かれていた場合などに機材や人などが池に入ると取り返しのつかない環境破壊となる恐れが強いこと、透明度が低く池の底の観察が難しいと考えられること、などから今もって詳しい調査はなされていない。
【参拝形式】
二拝二拍一拝
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引手力命神社のパワースポット・見どころ
大瀬崎
大瀬崎には国指定の天然記念物である「ビャクシン樹林」や、伊豆七不思議のひとつである「神池」、駿河湾の守護神である引手力命（ひきてちからのみこと）を祀る「大瀬神社」など、多くのパワースポットが集まっています。
神池
伊豆七不思議の一つに数えられています。
大瀬崎の先端に位置する神池は、最長部の直径がおよそ100メートルほどの池で、海から距離が15メートルにもかかわらず淡水池で、コイやフナなど淡水魚が多数生息してます。
富士山から伏流水が湧き出ているなどの説もあります。
大瀬崎のビャクシン樹林
古くから民間信仰の対象にもなっていている「炎の様」とも例えられる木で、らせん状に側枝が上向きに伸び、樹齢を重ねると幹にもねじれが見られるのが特徴的です。
このビャンシンが約百三十本あり群生している場所は、全国的に見ても稀です。天然記念物に指定されています。
夫婦（めおと）ビャクシン
幹回りの長さ7m、推定樹齢1500年以上とされるご神木の根本には、大瀬神社の分霊が祀られています。2本の木がひとつに寄り添っているため、縁結びのご利益があるとされています。
御神徳
大瀬明神の御祭神
大瀬明神のご利益
縁結び、仕事運、健康運、開運、パワー など
伊豆七不思議
- 大瀬明神の神池
- 堂ヶ島のゆるぎ橋
- 石廊崎権現の帆柱
- 手石の阿弥陀三尊
- 河津の酒精進鳥精進
- 独鈷の湯
- 函南のこだま石
Info
| 参考URL | 引手力命神社 |
|---|---|
| アクセス | JR東海道線沼津駅より東海バス西浦線大瀬岬行（1日1～2本のみ）1時間30分終点下車徒歩8分。または、江梨行1時間10分終点下車徒歩約1時間。 |
| 拝観時間 | 拝観自由 |
| 拝観料 | 無料 |
| 住所 | 〒410-0244 静岡県沼津市西浦江梨３２９−３２９ |
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