小國神社(おぐにじんじゃ)は、静岡県周智郡森町にある神社である。本宮山の南側の山麓にある。遠江国一宮。「おくにじんじゃ」と呼ばれることがあるが、本来は「おぐにじんじゃ」である。
大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る。「小国」という社名は、出雲の「大国」に対する遠江の美称であるとしている。縁結び、厄除けのご利益があるとされています。
「古代の森」と謳われる約30万坪の御神域は、歩いているだけで癒やされる浄化のパワースポット。参道脇には事待池(ことまちいけ)が見え、その畔に八王子社が祀られている。樹齢千年と言われる御神木の大杉も見られる。秋には紅葉の名所として有名である。
松の木を挟み金銀の石が置かれた金銀石は、願をこめながら松を撫でると金運アップや良縁に恵まれるという。
徳川家康公が三方ヶ原の敗戦で逃げる際に腰掛けたという「家康公の立ちあがり石」は、座ることで再起のエネルギーを授かれる。樹齢800年の御神木「ひょうの木」は縁結びの木として知られる。
【社殿】
社殿の後ろには、神代杉が生い茂っています。古代の森」と呼ばれ、「精霊がいる」「もののけ姫」の世界に似ているといわれています。
一の鳥居
一の鳥居の「小國神社」という文字(揮毫-きごう)は、伊勢神宮大宮司坊城俊良氏が書かれたといいます。一の鳥居は明神鳥居で、上の横柱(笠木)の両端が上に反っています。一方、上の横柱が真っ直ぐな鳥居を、神明鳥居といいます。
鉾執社(ほことりしゃ)
橋を渡り、手水舎すぐ先、参道の左にあります。かつて神社の発展に力を尽くした41家の先祖代々の人々を神として祀っています。
宗像社
アマテラスがスサノオの剣をかじり息を吹きかけて生まれた神様・宗像三神を祀っています。
金銀石
金銀石は金運のパワースポットです。
松の木を挟んで左右に置いてあ「金銀石」は良縁・金運の御利益があると言われますので、本殿をお参りの後で是非立ち寄ってください。
大己貴命がこの地に授けた金銀の印を撫で、後ろにある願掛松に触れることで、金運・良縁運を授かると言われています。
杉の御神木(ひょうの木)
境内の隅には樹齢1000年の歴史を持ち、古より参拝者を見守ってきた「杉の御神木」が置かれています。残念ながら昭和47年の台風で倒れてしまいましたが、願掛け杉として今も堂々とした姿を見せています。
また本殿奥には縁結びの御神木「ひょうの木」が。良縁を願う若い女性に人気の御神木です。
ことまち池
参道沿いにある「ことまち池」もお薦めです。願いが叶うパワースポットです。
本願掛けをして”事のままに待ち”、願い事が叶うと、お礼に鯉を放つ慣わしがある池。別名「いぼとり池」ともいわれ、池の水をつけると「いぼ」がとれるという言い伝えがあります。
家康公の立ちあがり石
これは「家康公の立ちあがり石」。かの徳川家康公が三方ヶ原の敗戦で逃げるとき、この石に腰を掛けたことから来ているそうです。
再起を掛けて挑戦したい人が、この石に座ってあやかるのだとか。
だいこく様の宝槌
だいこく様の右手に持っている小槌。
古来より、振ることで様々なものが出てくるという伝説の槌(つち)で、多くの日本昔話や、説話に登場する宝物のひとつです。
このため、だいこく様の小さな「打ち出の小槌」も富をもたらす象徴と言われています。
小國神社の「打ち出の小槌」は、天然のけやきを使用した、木目の美しい小槌です。古くから、この小槌を開運招福・福徳円満・縁結びの縁起物として授与されているそうです。
御神徳
小國神社の御祭神
小國神社のご利益
福徳円満、開運招福、願掛け、恋愛運アップ、良縁(人間関係)、仕事運、浄化、再起運、豊作、国家安泰・夫婦和合・諸業繁盛 など
Info
参考URL | 遠江國一宮 小國神社|縁結び・厄除け・祈願・結婚式-周智 |
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アクセス | 東名高速道路「袋井IC」から約20分. 袋井インター出口を左(北)へ、道なりに7~8分。 |
拝観時間 | 拝観自由 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒437-0226 静岡県周智郡森町一宮3956−1 |
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