櫻井神社は、福岡県糸島市の神社。黒田二代藩主忠之公により創建。与止妃宮(よどひめぐう)とも称され、桜井二見ケ浦からほど近い。勝負運のご利益があるとされています。
県指定文化財である「楼門」、1610年に雷鳴轟く大豪雨が降り、岩戸神窟が開き霊験あらたかな神様が出現したとして祀られている6世紀の横穴式石室の円墳「岩戸宮」がある。
海の神様に繋がる道とされ、ここから直線で櫻井神社の宇良宮(うらのみや)である「二見ヶ浦」に至るという。
「嵐」の櫻井翔さんの名字と神社の名前が同じことから、嵐ファンの参拝も多い。糸島の「潤(うるう)神社」、今宿の「二宮神社」も合わせて「嵐三社参り」と呼ばれるという。絵馬も桜の花がモチーフとなっている。
本殿
本殿の屋根の上に斜めに出ている部分を千木(ちぎ)といいます。これは伊勢神宮に合わせて、右は内宮(天照大御神)をお祀りしている社の千木の切り方。左は外宮(豊受大御神)をお祀りしている社の千木の切り方になっています。
伊勢神宮よりお連れした2人の神様をお祀りしているため、切り方を変えて、その意味合いを表しているそうです。
岩戸宮
櫻井神社建立のきっかけとなった本殿奥の岩戸宮。ここはかつての古墳の石室だったところ。1610年、大豪雨の日にその窟の口が開き、神霊が宿ったとされています。その後霊験あらたかな出来事が多々起こったことで、忠之公がこの御神様を崇敬し本殿を建立するに至りました。普段は岩戸宮の扉は閉まっており、毎年正月三が日と7月2日のみ開けられます。
櫻井大神宮
本殿から5、6分ほど歩いた山の中にある「櫻井大神宮」。入口の鳥居は、伊勢神宮から今年3月に譲与された、元外宮・板垣北門の鳥居です。
こちらをくぐり、石段とゆるやかな山道を登ると、空気が変わったように感じます。
現れるのは、この辺りでは珍しい伊勢神宮と同じ様式、神明造り茅葺きの本殿、中殿、拝殿。「三殿を一直線に見ると、特にパワーを感じるとおっしゃる方が多いですね」と、ご案内していただいた外山(とやま)宮司。
緑深く、神聖な土地にある櫻井神社は、色づく秋もおすすめ。10月18日の新嘗祭(にいなめさい)では、やぶさめ神事が見られます。
伊勢神宮の鳥居
伊勢神宮との縁の深さから、20年ごとに鳥居をいただいているそうです。
元々神主さんしか通れなかった特別な場所の鳥居ですが、櫻井神社に運ばれ、今ではどなたでも通れる鳥居になっています。
この木材は樹齢200年のヒノキ。年輪の詰まった、現代ではなかなか見られないとても立派な木材だそうです。
楠(クス)の木
階段がある現在の参道から少しそれると、昔はこちらが参道だったといわれている道が存在します。
旧・参道には、見上げると圧倒されてしまうほど大きい、楠(クス)の木が立派に生えていました。
樹齢は推定500年(!)参道が随分大きく曲がっているのは(写真の先は急カーブ)、参道を整備する際には、この木が既に存在していたからだろうとのこと。
筑前二見ヶ浦の夫婦岩(めおといわ)
櫻井神社の宇良宮(うらのみや)である二見ヶ浦。
ここでは日本神話に登場するイザナギノミコトとイザナミノミコトをお祀りしております。筑前二見ヶ浦は「日本の夕陽百選」にも選ばれたスポットです。
二見ヶ浦の海辺にたたずむ夫婦岩は宇良宮のご神体で、縁結びのご利益があるとされ、恋愛成就や夫婦円満はもちろんのこと、嵐との縁も結んでくれると言われ、コンサートチケットの当選祈願にお参りにくる嵐ファンにも人気のパワースポットです。
御神徳
【御祭神】
【ご利益】
恋愛成就、縁結び、安産祈願、健康祈願、病気平癒、延命長寿、勝負運、厄除け、金運、諸願成就、開運招福 など
櫻井神社の属性
櫻井神社は空属性のパワースポットとされています。
土壌が火山のものであるため、決して植物にとっては恵まれている環境とはいえません。
それにもかかわらず、さまざまな植物がたくましく生きていることから、パワーに溢れていることがうかがえます。
また、地中を流れる気が吹き出る地点があると言われていることも見逃せないポイントです。
その付近にある下社春宮などは強力なパワースポットとして位置づけられています。
空属性の人は、「浸透性」があります。「空」は空気のような存在です。
そのため、あなたは存在感があり存在感がない不思議な人です。
創造的な能力を持っているのでクリエイターになれる人が多いです。
独自の視点で物事を見て、そのとおりに行動していくのが大切です。
アクセス
JR筑前前原より谷経由バスからバスで40分
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 無料
住所 福岡県糸島市志摩桜井4227
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