猿投山(さなげやま)は、愛知県豊田市と瀬戸市にまたがる標高629mの山である。また古くから山嶽信仰・巨石信仰の場として崇められてきた山でもあり、「この山で毒蛇にかまれ亡くなった」とされる大碓命の陵墓がある。山麓には、大碓命が祭られている猿投神社がある。
猿投神社の社蔵文書には、「景行天皇が伊勢国へ赴いた際に、かわいがっていた猿が不吉なことを行ったので、海へ投げ捨てた。その猿が今の猿投山に籠もって住んだとされることから、”猿投”と呼ばれるようになった」とされている。「災厄避け」「豊作」「無病息災」「交通安全」「職場安全」「安産祈願」などのご利益があるとされています。
猿投山のパワースポット・見どころ
名古屋から猿投グリーンロードを経由して、おおよそ1時間のところにある愛知県豊田市猿投。「世界のトヨタ」の本社がある豊田市街からほんの少し郊外へ行った場所で、標高629mの猿投山がそびえたっており、現在では気軽な登山スポットとしても有名です。
猿投山は古くから霊山として信仰されていて、西暦313年には猿投山の登山口に猿投神社が創設されたという記録が残るほど、その歴史はお墨付き。かつては修験者たちの修行の山でもありました。
【由来】
名前の由来は、景行(けいこう)天皇が伊勢に外出された際に猿が不祥事を起こし、景行天皇が怒り猿を伊勢の海に投げたところからきています。
その後猿は山に移り住み、その山の名前が「猿投山」となりました。
猿投神社
猿投神社(さなげじんじゃ)は、愛知県豊田市にある神社である。猿投山のふもとにある。
古来より「左鎌」を奉納して祈願する習慣がある。由来は不詳であるが、古老の伝によれば、双生児は一方が左利きであり、祭神・大碓命は小碓命(日本武尊)と双生児であったので左利きであるとされ、大碓命が当地の開拓に使ったであろう左鎌が奉納されるようになったという。現在では、左鎌をかたどった板が奉納されている。毎年10月には、無形文化財棒の手が披露・奉納される。
猿投山の麓に本社、猿投山東峯に東宮、西峯に西宮がある。境内外社として塞神社・広沢天神社・御鍬社・洲原社・御嶽社・建速神社・秋葉社がある。災厄避け」「豊作」「無病息災」「交通安全」「職場安全」「安産祈願」などのご利益があるとされています。
Info
参考URL | 猿投山 | 【公式】愛知県豊田市の観光サイト |
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住所 | 〒489-0015 愛知県瀬戸市東白坂町 |
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愛知県の旅行情報
グルメ
「ひつまぶし」・「エビフライ」・「手羽先」などが有名です。
お土産
「ういろう」・「八丁味噌」・「なごやん」などが有名です。
観光地
「レゴランド®・ジャパン」・「名古屋城」・「名古屋港水族館」などが有名です。
パワースポット
「熱田神宮」・「豊川稲荷(妙嚴寺)」・「真清田神社」などが有名です。
類似のパワースポット
愛知県豊川市:本宮山
本宮山(ほんぐうさん)は、愛知県豊川市・岡崎市・新城市にまたがる山である。標高は、789.2m。あらゆる悩み対してご神徳を発揮され、規律を正し団結力・結束力を高めるとされる。
山頂近くには三河国一之宮の砥鹿神社奥宮があり、東三河の人々の信仰の対象として親しまれている。南側(豊川市)の山麓には本宮山ウォーキングセンターが整備されていて、ここから表参道を登るのが一般的なハイキングコースである。また、くらがり渓谷(岡崎市)側から登ることも可能である。
愛知県北設楽郡:茶臼山
茶臼山(ちゃうすやま)は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村にまたがる標高1,415 mの山である。
愛知県の最高峰であり、山域は天竜奥三河国定公園に指定されている。山頂には愛知県側の展望台と長野県側の展望台があり、奥三河の山々と南アルプスの山々が一望できる。山頂には点名が「茶臼山」の二等三角点が設置されている。
矢作川源流(茶臼山名水)・茶臼山山頂近くの雷岩・茶臼山湖畔の3地点を結ぶ三角形のゾーンの中が、パワースポット群になっているという。特にカエル館から50mほど登った所の登山道「第6パワースポット」は強力と言われている。カエル館北東角は第7パワースポットは、指先や掌を近づけるとピリピリした感覚が分かるという。恋愛運に金運、仕事運など開運にご利益があるとされています。
愛知県豊橋市:石巻山
石巻山(いしまきさん)は、愛知県豊橋市石巻町にある山。標高358m。
愛知県と静岡県の県境に連なる弓張山脈の南部である湖西連峰から西側に派生する尾根でかつての八名郡南部に位置する。山頂は石灰岩の巨岩で構成されており、周辺の石巻山石灰岩地植物群落は、国の天然記念物に指定されていて、マルバシモツケやクモノスシダなどの石灰岩土壌に生える植物が見られる。
かつては石巻山それ自体が信仰の対象とされ、中腹には式内社の石巻神社が祭られているほか、石巻温泉の旅館や自然科学資料館がある。また、南北朝時代、南朝方の高井主膳正の石巻山城が有った。ハイキングコースは豊橋自然歩道として整備されていて、石灰岩の山頂からは360度の展望が開けている。
天狗伝説などが数多く残る他、UFOの目撃情報もある。天狗岩、コノシロの池、空海洞などのパワースポットが小さな山に集まっている。また、豊橋市では、石巻山を放射状に取り囲んで神社や寺が建てられているという。