大願寺(だいがんじ)は、広島県廿日市市(旧佐伯郡宮島町)にある高野山真言宗の寺院。山号は亀居山。院号は放光院。本尊は龍神(秘仏・非公開)。金運・財運のご利益があるとされています。
日本三大弁財天のひとつでもあり、神仏を同時に祀っていた明治以前は、厳島神社の主神市杵島姫命と仏教の弁財天が同一視されていた。大願寺の創建年代等は不詳であるが、寺伝によれば平安時代初期に空海によって開かれたとも伝えられるが、一説によれば鎌倉時代初期の建仁年間(1201年~1204年)了海によって開かれたとも伝えられる。古くから大聖院とともに厳島神社との関係が深かった。
大願寺のパワースポット・見どころ
本堂
厳島神社から遷された日本三大弁財天の一つ厳島弁財天を祀り、学業や芸術・芸能の神様として信仰されています。
日本三大弁財天
広島県の「亀居山放光院大願寺」
神奈川県の「江島神社」
滋賀県の「宝厳寺・竹生島神社」
弁財天といえば七福神の中で琵琶を持ち、音楽や知恵、弁舌や財福を授ける女神さまです。6月10日に竹生島神社において三大弁天を祀る「三社弁才天祭」が行われます。
弁財天
弁財天は、ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーと言われています。またサラスヴァティーは、インドの聖なる川の名前としても知られています。川の流れる音から音楽や弁舌の神様で、才は、財に通じることから”弁財天”と言われています。海上安全・交通安全・商売繁盛・知恵・財福・長寿延命・子孫繁栄・恋愛成就などの御利益を授かれる神としても有名です。
楼門
厳島神社の参拝経路の出口のすぐそばに、歴史を感じる造りの楼門が見えてきます。フォトスポットとして人気があります。
平重盛公お手植えの松
楼門の近くには、大木の一部が大きく横たわった「平重盛公お手植えの松」があります。厳島弁財天のご神徳に感服したとされる重盛公が国家安泰を祈願してお手植えされたとされています。
大願寺の九本松
大願寺の九本松は、一箇所から9本もの松の木がグングン生えている不思議な木です。九本松は樹高18m、枝張が東西に9m、南北に8mもの大きさを誇るクロマツの木です。
厳島龍神様の池
厳島龍神と彫られた石がある池がありました。厳島龍神は弁財天の使いとされています。金運向上のご利益があるとされています。
撫で仏
釈迦の弟子で賓頭盧尊(びんずるそん)。通称”おびんずる様”と呼ばれ、本堂の前に置かれている (撫で仏)。カラダの病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれる御利益スポット。
Info
参考URL | 亀居山放光院大願寺ついて – 宮島観光協会 |
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アクセス | 宮島棧橋から徒歩で15分 山陽道廿日市ICから国道2号経由4km15分 |
拝観時間 | 8:30~17:00 |
拝観料 | |
住所 | 〒739-0535 広島県廿日市市宮島町3 |
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広島県の旅行情報
観光地
「原爆ドーム」・「厳島神社」・「広島城」などが有名です。
グルメ
「お好み焼き」・「牡蠣」・「尾道ラーメン」などが有名です。