證願寺(しょうがんじ)は、東京都葛飾区立石にある真宗大谷派の寺院。証願寺とも呼ばれる。
住職が声楽家・天文家・奇術師であることから、プラネタリウム「プラネターリアム銀河座」のあるお寺として知られる。
1600年に上杉民部之輔の三男・證願が湯島に創建。その後、江戸の大火で浅草に移転し、更に関東大震災の区画整理で昭和7年に現在地の葛飾区立石に移転し、現在に至る。
入り口の塀やビルの壁面には壁画が大きく描かれている。自然と宇宙と仏教をイメージした内容となっており、寺の裏の塀40mには古代の森にいろいろな恐竜が遊ぶ姿が描かれている。それらについては「銀河座」のサイトで見ることが出来る。
ライオンと恐竜
日本の神社やお寺の入り口や本殿の前には、神様や仏様を守る狛犬がいます。多くの寺社では狛犬が置かれている場所に、證願寺ではライオンと恐竜が置かれています。
證願寺では、仏教発祥の地であるインドにならい、狛犬の代わりにライオンが置かれています。これは、インドのお釈迦様の骨を祀った仏塔(ぶっとう)の上に、ライオンの像が用いられているためです。
もう片方に置いてある恐竜は、博物館が閉館する時に廃棄される予定だったものをお寺まで運んできたのだそう。境内に強いもの置くことで邪気を払おう、という思いがあるのだとか。
ライオンと恐竜ということもあり、子供に人気があります。
プラネターリアム銀河座
1996年7月に創設された「プラネターリアム銀河座」は、もともと檀家の方に向けて、仏教の話を面白く説明するために導入されました。その後、月に2回、完全予約制で一般に公開されるようになります。
プラネタリウムのプログラムは、合計1時間で行われます。天文学の初歩的な概説についての番組「デジタル・プラネタリウム」が30分、館長による星の解説が15分、各月によって変わるオリジナル番組が15分です。
「デジタル・プラネタリウム」は、英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、ルーマニア語、ロシア語のチャンネルを持っています。
一般にプラネタリウムが公開されている日は、日本人向けのプログラムになっています。大多数の来場者が日本人のため、全てを各言語で解説できるわけではありませんが、まずは1度お問い合わせいただければとのことです。
Info
アクセス | 京成押上線「京成立石」駅 / 京成押上線「青砥」駅 / 成田スカイアクセス「青砥」駅 |
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拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒124-0012 東京都葛飾区立石7丁目11−30 |
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