小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)は、東京都台東区下谷二丁目にある神社。
小野篁を主祭神とし、相殿に菅原道真を祀る。学問・技芸の神様として知られる。
渥美清さんが、仕事がない時に小野照崎神社にて願掛けした後、家に帰ると、「男はつらいよ」の主役をやらないか、という電話が来た、との逸話がある。
小野照崎神社境内の下谷坂本富士は、入谷東講(富士講の一つ)の先達であった山本善光が講元の大坂屋甚助と図り、賛助を募って富士塚を築いた。
高さ約5メートル、直径約16メートルで、富士山から運ばれた溶岩で覆われている。原形をよく留めていることから、昭和54年(1979)国の重要有形民俗文化財に指定された。
現在、普段は立ち入ることはできないが、お山開きの行われる6月30日・7月1日には開放され、一般の人も登拝することができる。
平安時代初期の文人として知られる小野篁や学問の神様として知られる菅原道真公がお祀りされていることから、学問成就関係のご利益があるとされています。また、仕事に対するご利益のほか、芸能・芸術関係のご利益に加え、さらには心願成就のご利益をいただけることでも有名です。
小野照崎神社のパワースポット・見どころ
社殿
小野照崎神社は願いが叶うパワースポットとして人気を集めています。
渥美清がまだ売れない役者だった頃、小野照崎神社に参拝したそうです。
そのときに「大好きなタバコを一生吸わないから仕事をください」と祈願したら、寅さんの役が決まったことから、「願掛けのパワースポット」といわれています。
上記のことから、「○○を断つので、願いが叶うように」と祈願すると良いといわれています。
織姫・稲荷神社
元々は、長左衛門稲荷と呼ばれていた小野照崎神社の境内に鎮座している稲荷神社で、この下谷の地の地主神として多くの逸話が残っている長い歴史を誇る由緒ある神社です。
縁結びの織姫さまと、商売繁盛のお稲荷さんが合祀されています。今では恋愛と仕事を結ぶ、むすびの神様として深い信仰があるとされています。
富士塚
東京小野照崎神社の富士塚は、下谷坂本富士と呼ばれ、富士山の厳選溶岩で1782年に築かれた清浄な富士塚で、国の重要有形民俗文化財にも指定されている神聖な場所です。
ここを登ることで富士山に登るのと同じご利益が得られるとされていました。6月30日と7月1日の2日間に限り開放されます。
庚申塚
大阪の「大阪四天王寺 庚申堂」、京都の「大黒山金剛寺 庚申堂」と共に日本三大庚申塚に数えられているそうです。
青面金剛の塔の台座には、見ざる・聞かざる・云わざるの三猿の像が彫られていますが、大阪四天王寺の聖徳太子作といわれている霊像を模したものとされているものです。
御神徳
小野照崎神社の御祭神
小野照崎神社のご利益
諸願成就、学問成就、芸能上達、合格祈願 など
Info
参考URL | 小野照崎神社ホームページ |
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アクセス | 東京メトロ日比谷線 入谷駅 4番出口 徒歩3分 JR山手線 鶯谷駅 南口 徒歩7分 北めぐりん(根岸回り)バス 入谷駅入口 徒歩2分 |
拝観時間 | 9時00分~16時00分 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒110-0004 東京都台東区下谷2丁目13−14 |
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東京都の旅行情報
観光地
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