萬満寺(まんまんじ)は千葉県松戸市馬橋にある臨済宗大徳寺派の寺院。山号は法王山。本尊は阿弥陀如来。「仁王さまの股くぐり」で知られる。
鎌倉時代作の金剛力士(仁王)像は国の重要文化財に指定されている。病魔災難除け、特に小児の病気にご利益があるとされています。
萬満寺のパワースポット・見どころ
山門
萬満寺は建長8年(1256年)、小金城主千葉頼胤により大日寺として創建された。その後将軍足利義満の時代に、関東管領足利氏満が堂宇を建立。臨済宗に改宗し、義満と氏満のそれぞれの“満”をとり、萬満寺と改称された。
一月寺遺石(いちげつじいせき)
「一月寺遺石(いちげつじいせき)」は、かつて松戸市小金にあった「金龍山一月寺」という寺の遺石で、市の有形文化財に指定されています。
一月寺は、鎌倉時代の初期(1258年頃)に金先禅師によって創建された寺で、江戸時代は普化宗金先派本山の一つとして大きく発展しました。ところが明治に入ると、政府は普化宗を廃止し、一月寺も廃寺へと追い込まれたのです。
萬満寺が一月寺から引き継いだのは「自然石の石塔」や「開山塔(供養塔)」などで、自然石の石塔には、仏を讃える詞や一月寺の由来が刻まれています。
仁王さまの股くぐり
仁王さまの股をぐれば、むこう1年病魔や災難も除け、子どもはすくすく育つといい伝えられている。
時間:9:00~16:00
木造金剛力士立像
萬満寺の仁王門にある2体の木造金剛力士立像(仁王尊)は、国の重要文化財に指定されています。
いくつもの木材をはぎ合せてつくる『寄木造り』が用いられており、像高の高さは、阿像(あぞう)が257 cm、吽像(うんぞう)が240cmです。実際の作者は不明ですが、一部では仏師『運慶』の作品とのいい伝えがあります。
吽像の胎内からは、1474年に補修を行ったとされる墨書銘が見つかっています。その後、阿像は1987年、吽像は88年に補修され、現在に至ります。
萬満寺のご利益
無病息災、中気除け など
江戸時代に疱瘡が大流行し、特に小児がかかると命に関わる病気でした。その疱瘡除けの仁王様として近隣近郷の評判となり、江戸詰めの大名、旗本の代参なども多数あるなどお詣りが盛んとなりました。股くぐりをして絵馬を掛け祈願します。
Info
参考URL | 萬満寺 – 松戸市 |
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アクセス | JR馬橋駅から徒歩約3分 常磐道流山ICから県道流山街道・国道6号経由約30分 |
拝観時間 | なし |
拝観料 | なし |
住所 | 〒271-0051 千葉県松戸市馬橋2547 |
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千葉県の旅行情報
グルメ
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お土産
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