元興寺(がんごうじ)は、奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院。蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身である。法興寺は平城京遷都に伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となった(ただし、飛鳥の法興寺も元の場所に残り、今日の飛鳥寺となっている)。健康長寿などにご利益があるとされています。
奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ大寺院であったが、中世以降次第に衰退して、現在は奈良市中院町の元興寺と、奈良市芝新屋町の元興寺に分かれている。
中院町の元興寺極楽坊には「かえる石」がある。かつて河内の川べりにあった殺生石だったが、太閤秀吉が気に入って大坂城に運び入れ、大坂城落城の際には、淀君の亡骸をこの石の下に埋めたという説がある。また落城後、かえる石から堀に入水する人が続いたり、堀に身を投げた人がこのかえる石のもとに浮かんできたり、という不思議なことが起こったという。その後、縁があってこの寺に移され、有縁無縁一切の霊を供養して極楽カエルに成就した。現在は、「無事かえる」「福かえる」の名石として信仰を集める。
パワースポット 元興寺
「元興寺(がんごうじ)は、町屋が並び風情を感じる、通称「ならまち」と呼ばれるエリアの一角にあるお寺で、日本最古の寺院である法興寺(飛鳥寺)を平城京に移したものとされています。小さな寺院ですが、初夏にはキキョウ、秋には萩が咲き誇り、花のお寺として親しまれています。国宝の極楽堂(本堂)に使われている瓦には、日本最古、1400年前の瓦が残っています。
Info
参考URL | 元興寺 – 奈良の国宝・世界文化遺産 |
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アクセス | 近鉄奈良駅から徒歩で12分 JR奈良駅から徒歩で20分 |
拝観時間 | 9:00~17:00 受付は16:30まで |
拝観料 | |
住所 | 〒630-8392 奈良県奈良市中院町11 |
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