アトサヌプリは、北海道弟子屈町にある第四紀火山である。標高は508m。活火山に指定されており、硫黄山(いおうざん)とも呼ばれています。
輝くような硫黄の結晶。大地の力強さや美しさを垣間見るようなひとときが過ごせるでしょう。アトサヌプリの麓にはつつじヶ原が広がります。つつじヶ原は硫黄成分によって地面が酸性化してしまっているため、そのような環境下でも生き残れるハイマツやイソツツジが群生している場所です。6月~7月頃は、イソツツジの白い花が咲き乱れる花の名所となります。
アトサヌプリの名は、アイヌ語の「アトゥサatusa(裸である)」と「ヌプリnupuri(山)」に由来します。裸の山という意味を持ちます。
地球の鼓動を感じるパワースポットといわれ、浄化や開運の効果あるとされています。
アトサヌプリ(硫黄山)のパワースポット・見どころ
アトサヌプリの注意事項
非常に温度の高い蒸気になっているので、手で触れたり靴で踏み込んだりするとたちまち溶けてしまいます。そのため、実際に触れることだけは避けましょう。
アトサヌプリは現在、火山活動の少ないCランクの山になるので、安心できる山でもあります。
噴煙
硫黄山ではあちらこちらに硫黄噴煙が立ち上がっていることで知られています。硫黄山には多くの噴火口が点在しているので、噴煙が立ち込めている光景を楽しむことができます。遠くからでも噴煙の姿を確認することができます。
噴煙が立ち込めている周辺では、硫黄の香りも強く感じることができます。近づくにつれて硫黄の匂いが強くなっていくので、自分の行ける範囲で無理をしないようにしましょう。また、噴煙はとても熱いので絶対に触れたりしないようにしてください。
アトサヌプリと妊婦さん
硫黄山を観光する場合は、赤ちゃん連れの方や妊婦さんは避けるのがおすすめです。硫黄の匂いが赤ちゃんには良くないと言われており、妊婦さんでもお腹の中にいる赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があります。
匂いの影響もありますが、硫黄山では足場がとても悪いです。赤ちゃんを乗せているベビーカーは道がガタガタしているので通ることができません。妊婦さんも足場が悪いので転倒の危険性があります。訪れる際は、遠目から眺める程度が良いと思います。
アトサヌプリ 季節のおすすめ
春(5~6月)
5月から6月にかけて、硫黄山から川湯温泉にかけての一帯では、白つつじ(エゾイソツツジ)の白い花が咲く美しい時期。
この時期は例年、川湯温泉から「白つつじ馬車」が出ており、馬車に揺られて観光を楽しむことができます。
また、特に5月は、弟子屈の隣町の大空町にある「ひがしもこと芝桜公園」は、ピンク色の芝桜のシーズンになります。
秋(9月下旬~10月中旬)
ひがし北海道の紅葉シーズンとされる9月下旬~10月中旬。
硫黄山周辺の山々は赤や黄の紅葉に染まります。特に硫黄山周辺から屈斜路湖畔にかけては紅葉が美しい場所。
本州より一足早い紅葉を楽しむことができます。
ツーリングにも人気のスポットです。
Info
参考URL | 硫黄山 | 弟子屈なび |
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住所 | 〒088-3461 北海道川上郡弟子屈町川湯 |
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北海道の旅行情報
お土産
「白い恋人」・「じゃがポックル」・「花畑牧場 生キャラメル」などが有名です。
グルメ
「ジンギスカン」・「カニ料理」・「札幌ラーメン」などが有名です。
観光地
「北海道神宮」・「旭山動物園」・「青の洞窟」などが有名です。