千光寺(せんこうじ)は広島県尾道市東土堂町の千光寺公園内にある真言宗系の単立寺院。山号は大宝山(たいほうざん)。本尊は千手観音。中国三十三観音第十番札所、山陽花の寺二十四か寺第二十番札所である。大願成就、縁結びなどにご利益があるとされています。
境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道、向島等が一望でき、ここから取られた写真がよく観光案内などに使用されている。
玉の岩という巨石がある。かつては頂上に光る石があったという。古代の灯台であったという説がある。
この玉の岩と大師堂の間、鼓岩、梵字岩あたりが特にパワーが得られるという。風の気のパワースポット。また千光寺へと続く細い石畳の坂道には、福石猫と呼ばれる石に描かれた猫が、あちこちに置かれている。
大宝山千光寺のパワースポット・見どころ
玉の岩
玉の岩は、高さ15mの玉の岩の頂上部分がへこんでいることから、烏帽子(えぼし)岩とも呼ばれています。
玉の岩のくぼみには、かつて宝玉が置かれており、宝玉がなくなった後は「かがり火」がたかれていたためくぼみが出来ていると言われています。現在は、岩の上に宝玉を再現した玉が置かれています。玉は、夜になると赤・黄色・緑にの3色に光輝きます。
【伝説】
千光寺の「玉の岩伝説」とは、かつて千光寺の岩の上にあった如意宝珠が夜ごとに光輝いていて海を照らして船頭たちの目印にもなっていました。しかし、異国人がその玉を盗み出し持ち帰る途中、海に落としてしまったというお話です。その伝説の如意宝珠が光輝いていたことからお寺を「大宝山 千光寺」、そして海に沈んだ玉がある辺りのことを「玉の浦」と呼ぶようになったとされています。
三十三観音堂
千光寺の次のおすすめの見どころは、1743年に創建された「三十三観音堂」です。名前の通り、観音堂の中には33体の観世音菩薩像が祀られています。
関西の西国観音霊場の各札所から集められており、千光寺の三十三観音堂をお参りすれば、西国観音霊場を全て参拝したのと同じ功徳があると言われています。
くさり山
千光寺の次のおすすめの見どころは、本堂裏にある「くさり山」です。本堂裏の岩の上には、石鎚蔵王権現(いしづちざおうごんげん)が祀られており、大正15年に鎖を取り付けて岩山に登れるようになりました。
Info
参考URL | 尾道、千光寺、公式ホームページ |
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アクセス | 尾道駅からバスで5分(バス停「長江口」下車) ロープウェイで3分 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | |
住所 | 〒722-0033 広島県尾道市東土堂町15−1 |
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広島県の旅行情報
観光地
「原爆ドーム」・「厳島神社」・「広島城」などが有名です。
グルメ
「お好み焼き」・「牡蠣」・「尾道ラーメン」などが有名です。