【岡山】楯築遺跡|ストーンサークルと不思議なパワー パワースポット楯築遺跡

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楯築遺跡(たてつきいせき)は、岡山県倉敷市矢部の丘陵上にある弥生時代の墳丘墓。楯築墳丘墓ともいう。双方中円墳である。古くは片岡山古墳と呼ばれていた。国の史跡。奇妙な形の岩が円状に並ぶストーンサークルとしても知られている。

この「楯築弥生墳丘墓」は、総数60基にも及ぶ古墳群からなる楯築遺跡の中心とも言える。真上から見るとリボンのような形をした双方中円墳と呼ばれる墳墓で、円墳部の直径約43m、双方部を含む全長約72mと、弥生時代後期の古墳としては日本最大級である。

発掘された全長約2m・全幅約0.7mの木棺内部には、鉄剣、首飾り、翡翠の勾玉、ガラス玉などの副葬品とともに、30kg以上もの朱(丹、硫化水銀)が敷かれていた。

吉備津神社や鬼ノ城など、周辺には温羅伝説(桃太郎のモチーフとされる渡来人伝説)にまつわる史跡が多数残っており、「楯築」という地名も、吉備津彦命が温羅との戦いに備えて巨石の楯を築いたことに由来する。

ストーンサークルの中心には、大正時代の初め頃まで「楯築神社」が存在し、ご神体として「亀石」と呼ばれる謎の石が祀られていた。現在では、小さな祠が残っている。

亀石」(伝世弧帯文石〈弧帯石〉)は、国の重要文化財に指定され、墳丘を少し下った場所にある収蔵庫の中で保管されている。

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Info

参考URL 楯築遺跡 | 倉敷観光WEB
アクセス 倉敷駅からバスで25分
JR山陽本線中庄駅からバスで(中国JRバス下撫川行きで20分、庄新町下車、徒歩5分)
住所 〒710-0833 岡山県倉敷市矢部
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類似のパワースポット

大分県豊後高田市:猪群山ストーンサークル

猪群山ストーンサークルは、大分県豊後高田市の猪群山(標高458m)山頂にある遺跡である。

斜め上方に向かってそびえる高さ約4.4mの神体石を中心に、東西33m、南北42mの楕円状に16の巨石が並ぶ。さらにその外側には直径約70mの円状に24の石が配されている。登山路から頂上の巨石群への入口には陰陽石と呼ばれる一対の巨石が門のように立っている。一帯は、「オミセン」と呼ばれる聖域で、女人禁制の地であった。

この巨石群はストーンサークル(環状列石)であると言われるが、配列に歪みがあり整った楕円状ではないことや、石の間隔が一定でないことなどから、ストーンサークルと呼ぶべきではないとの指摘もある。

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大分県宇佐市:佐田京石

佐田京石は、大分県宇佐市の米神山の麓にあるストーンサークル。人間の背丈ほどもある列石で、古代の祭祀場、鳥居の原型、埋納経の標石と様々な説がある。

列石は米神山を中心に数箇所存在し、環状列石(ストーンサークル)の他、ドルメン(支石墓)、水田の中にある傾いた石柱「こしき岩」などがある。「こしき岩」は、上に平らな石が乗っていて、これを取り除くと嵐になる「暴風石」とも言われている。恋愛、金運、仕事運、子宝、開運などにご利益があるとされています。

佐田京石の詳細はこちら

大阪府大阪市:難波宮跡

難波宮(なにわのみや)は、飛鳥時代・奈良時代の難波(現在の大阪市中央区)にあった古代宮殿。現在、難波宮の跡地の一部は、難波宮史跡公園となり、大坂城の南西に整備されている。

史跡は2種類の方法で示されていて、地表面より一段高くして、石造りで基壇を示すものが神亀3年(726)から造営された後期難波宮、一段低くして赤いタイルを敷き、赤い御影石で柱位置を示し、サザンカの生け垣をめぐらせているものが「大化改新」による難波遷都の後、白雉(びゃくち)元年(650)から造営が始められた難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)=前期難波宮となっている。また、公園の中央北寄りには、天皇が国家の公式行事をおこなう際に使用したとされる大極殿も復元されており、その上からは大阪城を眺望することができる。

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