備前国総社宮(びぜんのくに そうじゃぐう)は岡山県岡山市中区にある神社である。かつての備前国総社で、正確には総社(そうじゃ)が正式名称。総社は各令制国にある上、岡山市内にも地域単位の総社が数社存在するため、通称として「備前国総社(宮)」が定着している。備前国神名帳の写本を所蔵している。
1992年2月16日未明に放火により社殿が焼失し、その後2005年に復興奉賛会が発足され、社殿を再建する計画が進められている。「夫婦和合」や「縁結び」「家運降昌」「五穀豊穣」「商売繁盛」「病気平癒」などのご利益があるとされています。
備前国総社宮のパワースポット・見どころ
創建は、『時範記』の書かれた1099年以前とされるがどこまで遡れるかは不明(平安時代初期とされる)。当宮は備前国内(北は旧加茂川町・赤磐市、東は瀬戸内市・備前市、南は玉野市・倉敷市児島・小豆島、西は岡山市一宮・倉敷市連島)128神社の御祭神が合祀されている。昭和5年11月、陸軍大演習の際に昭和天皇陛下が玉歩を進め遊ばされた神社で、その記念碑が納まる。
拝殿は無く、神門がその役割を担う。また、平成4年2月16日未明放火によって、社殿は焼失し、現在の本殿は平成22年2月に再建されたものとなる。
御神徳
備前国総社宮の御祭神
備前国総社宮のご利益
商売繁盛、五穀豊穣、全般系縁結び、恋愛系縁結び、病気平癒、家運降昌 など
主祭神は大己貴命(おおなむち)、因幡の白兎を助けた神様として有名で大国主命(おおくにぬし)の別名とされています。副祭神は須勢理比売命(すせりびめ)、この神様は大国主命の奥様です。よってご夫婦で祀られているのです。そのことからも、ご利益は「夫婦和合」や「縁結び」「家運降昌」などがあり、大己貴命はこの他に農業神・商業神・医療神とも言われており、「五穀豊穣」「商売繁盛」「病気平癒」にもご利益があります。現在の社殿は平成27年に竣工し、次の500年の歴史に耐えうる設計が施されています。
Info
参考URL | 備前国総社宮: 公式ホームページ |
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アクセス | 岡山県道219号原藤原線 祇園西交差点から、北東約300メートル 岡山県道219号原藤原線 祇園交差点「祇園」 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒703-8207 岡山県岡山市中区祇園596 |
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