香川県三豊市:本山寺

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本山寺(もとやまじ)は香川県三豊市にある高野山真言宗の寺院。山号は七宝山(しっぽうざん)。詳名は七宝山持宝院本山寺。開山は空海(弘法大師)と伝える。

鎌倉時代再建の本堂は国宝に指定されている。本尊は馬頭観音菩薩。海が刻んだとの伝説のある。四国八十八箇所霊場第七十番札所。

2万平方メートルの広大な境内には、国宝である本堂をはじめ、仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、慰霊堂、鐘楼、客殿などが立ち並び、大寺として栄えた当時を偲ばせます。

戦国時代の「天正の兵火」時には、長宗我部軍が本堂に侵入。住職を刃にかけたところ、脇仏である阿弥陀如来の右手から血が流れ落ちたといいます。如来さまの血に畏れおののいた兵士たちは退去し、本堂は兵火を免れたそうです。血を流したといわれる阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」と呼ばれ、寺院も「本山寺」へと改名。以後、現在に至ります。

本山寺のパワースポット・見どころ

仁王門

国の重要文化財にも指定された仁王門は、和様、唐様、天竺様と、三つの様式が合わさっています。その様式はまさに唯一無二。「仁王門だけでも見に来る価値がある」といわれるほどです。

本堂

807年に平城天皇の勅願で弘法大師が開基。当時は長福寺と呼ばれた。

本堂は弘法大師が一夜にして建立したと伝えられている。現在の本堂は1291年に佐々木氏信の寄進を得て、1300年心導上人の代に建て替えられたものである。

古文書などは1854年の火災にあって現存しないが、本堂の棟札や礎石の墨書などからみても鎌倉末期に建立されたものであることは明らかで、1924年(大正13年)特別保護建造物に指定され、1952年(昭和27年)鎌倉建築として復元工事を行い、1955年(昭和30年)国宝に指定された。

鎮守堂

鎮守堂は、桧皮葺(ひわだぶき)屋根の素朴なたたずまい。室町時代末期に建立されたもので、中には請雨秘法の霊神・善女龍王が祀られています。善女龍王は、弘法大師が京都で雨乞いの修法を行っていた際に姿を現したといわれます。堂、像ともに県の指定文化財です。

五重塔

本堂の左手側に五重塔が見えます。この五重塔は四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺と本山寺の4ヶ所だけにしかありません。88箇所ある四国霊場の中で4ヶ所にしかなく珍しいです。

天暦3年(950年)に建てられた五重塔は損傷が激しかった為、明治43年に再建されたものです。

五重塔の5段は、下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)を意味します。これらは5大思想と呼ばれるもので、仏教的な宇宙観をあらわしています。

本山寺のご本尊

馬頭観音菩薩

本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。本山寺では馬頭観音菩薩が本尊として祀られています。

観音様の一種で頭上に馬の顔のある仏様です。観音様は人々や生き物のニーズに合わせて変化し姿をあらわすとされます。そのため、千手観音や十一面観音など様々な種類の観音様が作られるようになりました。

馬頭観音は誰を救うのか。それは犬や猫などの動物で、六道のうち畜生道に生きる者を救うとされます。そのため、ペットの供養や交通安全にご利益があるとされます。

本山寺のご利益

開運招福、無病息災、動物救済、厄除け、旅行安全 など

馬はかつての武士や農民たちにとって、いわば生活の一部であったわけです。その名残は現代でも見ることができ、競馬場ではレース中に死んだ馬を供養して、馬頭観音が祀られています。

多くの観音様は女性的な美しい表情で描かれることが多いなか、馬頭観音は憤怒の形相で表わされ、その姿は「馬頭明王」と呼ばれることも。その怒りによって苦悩や諸悪を打ち破り、まるで馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし、災難を取り除くとされています。

アクセス

本山駅から車で5分
拝観時間
拝観料
住所    香川県三豊市豊中町本山甲1445

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