石見銀山(いわみぎんざん)は、島根県大田市にある日本最大の銀山です。
別名「大森銀山(おおもりぎんざん)」とも呼ばれています。
江戸時代初期には「佐摩銀山(さまぎんざん)」と呼ばれていました。
当時日本の経済を支えた石見銀山ですが、採掘作業により亡くなる人や怪我をする人が多くいたそうです。
そのために安全・繁栄を祈願し、いくつかの神社・仏閣が建立されました。
石見銀山のパワースポット・見どころ
石見銀山全体がパワースポットとされていますが、山中には巡りたいスポットがあります。
羅漢寺
羅漢寺は、銀山で働いて亡くなった人と先祖のために創建されたお寺です。
「羅漢」は正式には「阿羅漢」と言い「佛教の究極の悟りに到達し、人々から尊敬・供養を受けるのに合いふさわしい境地に至ったもの」を意味しています。
羅漢寺全体が想いの籠ったスピリチュアルスポットです。
五百羅漢
羅漢寺には石窟が3室あります。
一部崩壊した中央の石窟には釈迦、文殊、普賢の3仏、左右の石窟には石窟羅漢座像501体(左251体、右250体)が安置されています。
五百羅漢は死者の霊を弔うために作られました。
五百羅漢の羅漢像はそれぞれ個性的な表情をしており、「亡くした身内によく似た羅漢さんが必ずいる」と言われるスピリチュアルスポットです。
大宝筐印塔
大宝筐印塔(だいほうきょういんとう)は、五百羅漢建立に協力された「田安中納言宗武卿」を供養するために田安斉臣卿が明和8年に建立したものです。
宝筐印塔は、中国の呉越王・銭弘俶が延命を願って、諸国に立てた8万4千塔の形を簡略化したものだとされています。
大宝筐印塔は滅罪や延命の御利益があるパワースポットです。
三百水
三百水は、五百羅漢が建立されるはるか昔から流れ出る湧き水です。
約450年余りの歴史があるとされています。
当時の人々はこの水を桶で担いで銀山に「一荷三百文」で売り歩いたことから三百水と名付けられました。
渇水時にも枯れることなく湧き出す清水は「島根の名水100選」にも選ばれている霊水です。
水の粒子(クラスター)が非常に細かく、体への浸透率が高いそうです。
佐毘売山神社
佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)は、地元では「山神さん」とも呼ばれ、親しまれている神社です。
世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部としても登録されています。
15世紀中頃に鉱山の守り神として創建されました。
精錬の神「金山彦命」を祀る神社です。
鉱山の守り神を祀った神社としては、日本で最大級の拝殿を有しています。
石見銀山の属性
石見銀山は地属性のパワースポットとされています。
地属性は「忍耐力・継続力・蓄積力」を持っている人です。縁の下の力持ちで、影のリーダータイプです。
とにかく我慢強い、継続できる力があります。ただ、頑固で融通が利かない人で、視野が狭くなりがちです。
視野を広く持っていかないと小さいところで躓いてしまいます。
広い視野を持つために地属性のパワースポットを訪れましょう!
Info
参考URL | 世界遺産 石見銀山|【公式】島根県石見(いわみ)の観光 |
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住所 | 〒694-0305 島根県大田市大森町イ1597−3 |
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