【岐阜】高賀神社|パワースポット 高賀神社

岐阜県

高賀神社(こうかじんじゃ)は、岐阜県関市(旧洞戸村)にある神社である。別名、高賀山大本神宮。標高1,224mの高賀山の山麓にあり、高賀山を囲む高賀六社の一社。旧社格は郷社。

平安時代から室町時代にかけて、白山信仰の影響を受け、本地垂迹説により十一面観音(白山比咩神)、大日如来を本地仏として信仰された。さらには、牛頭天王信仰、虚空蔵菩薩信仰がされていた。

江戸時代前期の天台宗僧侶、円空は全国行脚の中で、数回、高賀神社を訪れ修業を行なっているという。確実なのは1671年(寛文11年)、1684年(貞享元年)、1692年(元禄5年)の3回である。円空はまた、最晩年をこの地で過ごしたと伝えられ、円空仏の最後の作と言われている歓喜天像ほか、多数の仏像が高賀神社に奉納されている。延命長寿、疫病退散、五体壮健などにご利益があるとされています。

【本殿】

本殿は元禄時代と同じ配置のようです。中央の大行事。最初が「高賀山大本神宮大行事神社」だったと言うわりには左右の八幡や虚空蔵に比べて小ぶりです。

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高賀神社のパワースポット・見どころ

高賀神社は標高1224mの高賀山の麓にある神社です。高賀山の麓には高賀六社と呼ばれる6社の神社があり、高賀神社はその1つでほかの5社は郡山市と美濃市にあります。

この地に棲んでいた魔物を討伐するために718年に建立されており、1300年もの歴史がある神社。毎年11月3日には年中行事として行われる秋の大祭では、宮入行列や神事、高賀太鼓の熱演などが執り行われます。

大鳥居

高賀神社の境内の入り口にある鳥居は高さが約11mもあり、御影石で造られた日本の鳥居で一番大きいと言われています。この鳥居は平成4年4月4日に完成した2代目で、4を重ねて幸世(しあわせ)大鳥居と呼ばれています。

伝説

高賀地方はかつて、頭は猿で胴体は虎、しっぽは蛇の「さるとらへび」に荒らされていました。当時の政府は妖怪を退治するために藤原高光を派遣し、見事退治することに成功しました。この像はその伝説の様子を再現したもの。

高賀神社の始まり

当宮の始めは、霊亀年中(710年代)何処ともなく夜な夜な怪しい光が空を走り丑寅の方角へ飛んで行くのを都の人たちが見て驚いた。都から見て東北の山々、すなわち高賀山を探したが、見つけることはできなかった。そこで、高賀山麓に神壇を祀ったところ、光が現れなくなったという。

これが高賀山本神宮の始まりだといわれています。

その後、高賀山一帯に、牛に似た妖怪が住み付き、村人に危害を加えたので、平承3年(933)、藤原高光が御門の勅命によりこれを退治した。このとき再び妖怪が住みつかないように高賀山の麓に神々を祀った。

また、天暦年間(947~957)には、キジの鳴き声をする大鳥が村人を困らせたので、再び藤原高光による魔物退治が行われ、この時、高賀山麓の六ヶ所に神社を建立したとされている

御神徳

高賀神社の御祭神

国常立尊(くにのとこたちのみこと)
豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)
国狭槌尊(くにのさずちのみこと)
泥土煮尊(ういじにのみこと)
沙土煮尊(すいじにのみこと)
大戸道尊(おおとのじのみこと)
大戸辺尊(おおとのべのみこと)
面足尊(おもだるのみこと)
惶根尊(かしこねのみこと)
伊弉諾尊(いさ゜なぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
大日霊貴(おおひるめのむち)
天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)
太玉命(ふとたまのみこと)
天児屋命(あめのこやねのみこと)
猿田彦神(さだひこのかみ)
鵜鵐草葦上合尊(うがやふきあわせずのみこと)

高賀神社のご利益

開運招福、運気上昇、身体健全、病気平癒、厄除け、延命長寿、疫病退散、五体壮健、交通安全、安産祈願・子宝、縁結び・恋愛成就、金運 など

Info

参考URL 高賀神社 | 関市役所公式ホームページ
アクセス 岐阜駅からバスで80分
高賀口下車から徒歩で40分
拝観時間 自由
拝観料 無料
住所 〒501-2806 岐阜県関市洞戸高賀1217
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