長田神社(ながたじんじゃ)は、兵庫県神戸市長田区の神社。生田神社・広田神社とともに神功皇后以来の歴史を持つ名社とされる。神戸を代表する神社の一つ。主祭神は事代主神。本殿瑞垣内に天照大御神、応神天皇を祀る。商売繁盛や開運招福、交通安全、健康長寿などのご利益があるとされています
古伝によると、6世紀頃の初秋、繁殖の為岸辺近くに寄ってきた赤エイの群が、夜の台風による暴風雨で増水した苅藻川を溯り、水でひたひたの境内に入り、近在の人がこれを発見捕獲しようと後を追ったが、楠の御神木の付近で見失ってしまった。以来、この御神木は、神の化身である赤エイの宿る処と崇敬されてきた。この御神木に赤エイの絵馬を奉納して祈願すると、痔病平癒の御利益が授かれるという。
長田神社のパワースポット・見どころ
蛭子社
開運招福・商売繁盛のご利益がある「蛭子社」。
長田大神で大黒さんの第一子の神様「えびす・ひるこの神」と称えられ、釣り竿を持ち鯛を抱えた姿で福を招き授ける神。七福神の一神。
御神木の樟(くすのき)
御神木の樟(くすのき)は、高さが約30メートル、幹まわりが約5メートルです。御神木の樹齢はなんと推定800年強といわれています。生命力に溢れており、パワーに満ちています。
出雲大社
五穀豊穣・良縁成就のご利益がある「出雲大社」。長田神社の御祭神「事代主神」の父神「大黒さん」と称えられ福を授け縁結びを司る神。
社殿すぐ横に「蛭子社」と「出雲大社」があります。その真ん中に両神様である蛭子様と大黒様がおられます。
楠宮稲荷社
社殿の後ろ側に末社「楠宮稲荷社」があります。ここは痔を癒すという病気平癒の神様です。
「楠宮稲荷社」はぐるっと回れるようになっていて、その奥にとても大きな御神木のクスノキがあります。病気を治したい方、痔を治したい方の絵馬が飾られています。
天照皇大御神神社
本殿をぐるっと回るようにあるくと、本殿側に『天照大御神』をお祀りする『天照皇大御神社』です。
『天照大御神』は八百万(やおよろず)の神の中でも最も尊い神である。ご利益は『国土安泰(こくどあんたい)』・『福徳』・『開運』・『勝運』とあらゆる神徳を発揮するとされています。
八幡社
お隣には神功皇后の皇子で外征帰国と共に誕生され、第十五代天皇に即位された『応神天皇』がお祀りされている『八幡社』があります。
ご利益は『国家鎮護』・『殖産興業』・『勝運招来』です。
月読社
『天照皇大御神社』の向かい側にある『月読(つきよみ)社』では天照大神の弟神である『月読神(つくよみのかみ)』をお祀りしています。
『月読神(つくよみのかみ)』は『月の神様』という部分から、『身体息災』・『心身健全』など、様々なご利益・御神徳があります。
松尾社
お隣には水を始めとする、さまざまな物の恵みをくださる、『大山咋神(おおやまくいのかみ)』をお祀りしている『松尾社』があります。
ご利益は『事業成就』・『諸産業繁栄』・『家運発展』・『厄除け』・『開運』などのご利益があります。
御神徳
長田神社の御祭神
長田神社のご利益
商売繁盛・金運・招福・開運・交通安全・健康長寿・福徳円満・厄除・安産 など
赤えい絵馬
当時の赤えいは、今でいう牛肉のような貴重なたんぱく源だったそう。そんな赤えいの御神木が誕生してから、人々は常食であった赤えいを断つことで願掛けをするようになっていく。すると腫物(できもの)のうち特に「痔の病気」に効き目があるという評判が広がり信仰されるようになっていったのだ。
明治時代になると赤えいが描かれた絵馬が誕生し、願いを書いて奉納するようになっていった。痔の祈願ということで名前を書くことははばかられ、「年齢・干支・性別」のみの記入で奉納するようになっている。
Info
参考URL | 長田神社 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト |
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アクセス | 阪神電鉄神戸高速線高速長田駅から徒歩で5分 市営地下鉄長田駅(長田神社前)から徒歩で5分 |
拝観時間 | 4月~9月 5:00~18:00 開門時間 10月~3月 6:00~18:00 開門時間 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒653-0812 兵庫県神戸市長田区長田町3丁目1−1 |
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