箸墓古墳(はしはかこふん、箸中山古墳とも)は奈良県桜井市纒向遺跡の箸中に所在する箸中古墳群の盟主的古墳であり、出現期古墳の中でも最古級と考えられており3世紀半ばすぎの大型の前方後円墳である。建造時期や大きさなどから卑弥呼の墓に見立てられることも多いが、未だその確証は無い。
周濠内の池は古くから農業用水として利用され、2010年(平成22年)3月11日農林水産省により箸中大池としてため池百選に選定された。産業、方除、造酒と製薬、縁結びなどにご利益があるとされています。
箸墓古墳のパワースポット・見どころ
伝説
むかし、ヤマトトトヒモモソヒメという姫が、夫であるオホモノヌシノカミに、夜にしか自分の元を訪れないのは何故かと、不審に思い、夫に訊ねました。
「あなたはどうして、夜にしか私に会いに来てくれないのですか?あなたの美しい顔が、どうしても見たいから、明日、昼に来てもらえませんか?」
すると、ホモノヌシノカミが、「お前のいうことは、もっともだ。では明日、日のあるうちにここに来て、小さな箱に入っているから、私の姿を見ても決して驚かぬように」と言い残し、自分の住まいへ帰って行きました。
次の日、ヤマトトトヒモモソヒメが自分の化粧箱を開けると、白く美しい、小さな蛇が入っていました。
驚いて、「あっ!」と声を上げたモモソヒメを見て、オホモノヌシノカミは、「お前は私に恥をかかせた。今度は、お前が恥じる番だ」と言い置き、姿を消しました。
自分のしたことを酷く恥じたモモソヒメは、目の前にあった箸で自分の喉を突いて、自害してしまった、というお話です。
箸墓古墳のご利益
産業、方除、造酒と製薬、縁結び など
Info
参考URL | 古墳 箸墓古墳 はしはかこふん |
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アクセス | JR万葉まほろば線 巻向(まきむく)駅より徒歩約17分(大阪方面より近鉄大阪線桜井駅からJR万葉まほろば線に乗り換えて2駅約5分) |
住所 | 〒633-0072 奈良県桜井市箸中 |
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