石舞台古墳(いしぶたいこふん)は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳。1952年(昭和27年)3月29日、国特別史跡に指定される。元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出する。埋葬者としては蘇我馬子が有力視されている。
石舞台古墳のパワースポット・見どころ
くつな石
くつな石は、奈良県高市郡明日香村の奇石。石舞台古墳から更に登った位置にある。
その昔、巨大な石を見つけた石屋が切り出そうとして、鑿(ノミ)で打つと、石の割れ目から赤い血が流れ出し、傷ついた白い蛇が現れた。それを見た石屋が驚き逃げ帰ると、その夜から高熱にうなされ、亡くなってしまった。これを聞いた村人達が、「くつな(蛇)」の祟りと恐れ、それ以来、神の宿る石として祀られるようになったという。
地元では七月二十一日を「弁天さんの夏祭」とし、お神酒をはじめ、種々の品々を神前に供え、般若心経を唱えてお祀りをしていた。
Info
参考URL | 石仏・石造物・祠 石舞台古墳 いしぶたいこふん |
---|---|
アクセス | 橿原神宮前駅からバスで30分(石舞台下車) |
住所 | 〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄254 |
一覧 | 奈良県のパワースポット一覧 |
類似のパワースポット
大阪府堺市:上石津ミサンザイ古墳
上石津ミサンザイ古墳(かみいしづみさんざいこふん)は、大阪府堺市西区石津ヶ丘にある前方後円墳。「石津ヶ丘古墳」(いしづがおかこふん)、「百舌鳥陵山古墳」(もずみささぎやまこふん)とも呼ばれる。
百舌鳥古墳群の南部に位置し、大きさは全長約360メートル、後円部径205メートル、高さ約25メートル、前方部幅約237メートル、高さ約23メートルで、日本で3番目の大きさである。後円部が北側に配置され、西側に造り出しを有する。現在の周濠は一重だが、二重目の濠が確認されている。
履中天皇の陵墓に比定され、「百舌鳥耳原南陵」(もずのみみはらのみなみのみささぎ)として、宮内庁によって管理されている。ただし、実際の被葬者は不明。
大阪府堺市:大仙陵古墳
大仙陵古墳(だいせんりょうこふん、大仙古墳、大山古墳とも)は、大阪府堺市堺区大仙町ある日本最大の前方後円墳。周囲の古墳と共に百舌鳥古墳群を構成している。墓域面積が世界最大であるとされる。
宮内庁により仁徳天皇の陵墓と治定されており、百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)との陵号が与えられている。一般的には仁徳天皇陵(にんとくてんのうりょう)または仁徳御陵(にんとくごりょう)と呼ばれる。
古墳も不思議な力を持った立派なパワースポットだそうです。
東京都世田谷区:野毛大塚古墳
野毛大塚古墳(のげおおつかこふん)は東京都世田谷区野毛に所在する前方後円墳。世田谷区野毛1丁目の玉川野毛町公園内にある。
かつては上野毛古墳あるいは等々力ゴルフリンクス古墳と呼称された。丸子川沿いの荏原台古墳群を代表する古墳。周辺には多くの古墳が分布している。健康運をアップさせるといわれています。また、恋愛運にもよいとされています。