南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、岐阜県不破郡垂井町に鎮座する神社。「延喜式神名帳」にも仲山金山彦神社として名が見え、美濃国一宮であった。
敷地内には椿の森もあり、別名「椿大社」とも呼ばれる。鉱山と金属業の神様なので、「金運」「財運」「勝負運」にご利益があるとされています。金運アップから「商売繁盛」、勝負運から「心願成就」、厄除け、良縁、安産などにもご利益があるとされています。
南宮大社のパワースポット・見どころ
南宮大社
崇神天皇の時代に建てられたと伝わる「南宮大社」は、岐阜県の西部に位置する南宮山の麓に鎮座する神社です。国府の南に位置する宮であった事から「南宮」という名称で呼ばれるようになった「南宮大社」は、かつて「南宮神社」という名称でした。「南宮大社」の境内には、国の重要文化財に指定された江戸時代の建築物18棟が保存されています。
祭神は鉱山を司どる神である金山彦命であり、そのために全国の鉱山・金属業の総本宮として古くから信仰を集めています。
南宮大社は金山彦神を祀っているのですが、同じ祭神を祀る京都の御金神社が金運上昇のパワースポットとして注目されたことから、ここも金運のパワースポットと言われるようになりました。
石輪橋
関ケ原の合戦で一度焼失してしまった南宮大社を、寛永19年(1642年)に徳川家光が再建させるべく動きました。再建の際に、硬い石材として知られる花崗岩を使用して作られた石橋が、南宮大社の中に二つ存在します。その内一つが「石輪橋」で、石とは思えない程とても滑らかな美しい曲線を描いているのが特徴です。
緻密に計算した上で、正確に石を削り組み合わせる技術が垣間見える石輪橋ですが、人が渡ることを禁止されています。石輪橋の別名は「神の橋」で、神様以外は渡ってはいけません。隣にある平らな橋「石平橋」を渡って参拝しましょう。
楼門
川を跨いで石輪橋の向こうに見える、鮮やかな朱色をした建物が「楼門」です。南宮大社境内でも一番目を引く壮麗さがあります。我々人間には見えないだけで、神様は石輪橋を渡って楼門をくぐっているのかもしれません。楼門も重要文化財の一つに指定されていて、同時にパワースポットでもあります。
石輪橋側から楼門を覗くと高舞殿が見え、反対に高舞殿側から覗くと、山に囲まれた景色が楼門のフレームに収まって一枚の絵画か写真のように見えるので、密かな人気がある撮影スポットです。
御神徳
【御祭神】
【ご利益】
金運アップ、商売繁盛、勝負運、心願成就、厄除け、良縁、安産 など
南宮大社のご利益ということで忘れてはならないのは、この神社の御祭神が金山彦命であるということです。この金山彦神というのは鉱山や金属の神様であるため、全国の鉱山、金属業の総本宮として、今も深い崇敬を集めています。それと同時に「金」ということから勝負事・必勝祈願・金運上昇にご利益のある神社とされています。
風水から見た南宮大社
関ヶ原の合戦において徳川家康は風水を駆使し不利な形勢を逆転。家康が本陣を置いた桃配山は南宮山からの龍脈を受ける穴で、東山道からの気も取り入れたとされています。この南宮山と東山道からの気は、松尾山の地龍を取り込むことで、さらに効果が上がるとされています。
南宮大社の属性
南宮大社は地属性のパワースポットとされています。
地属性は「忍耐力・継続力・蓄積力」を持っている人です。縁の下の力持ちで、影のリーダータイプです。
とにかく我慢強い、継続できる力があります。ただ、頑固で融通が利かない人で、視野が狭くなりがちです。
視野を広く持っていかないと小さいところで躓いてしまいます。
広い視野を持つために地属性のパワースポットを訪れましょう!
Info
参考URL | 岐阜の参拝は鉄の神様・南宮大社へ |
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アクセス | 東海道本線「垂井駅」から徒歩20分 名阪近鉄バス「大垣宮代線」に乗車「南宮大社前」にて下車 |
拝観時間 | 9時00分~16時00分 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734−1 |
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