宝山寺（ほうざんじ）は、奈良県生駒市門前町にある真言律宗大本山の寺院。生駒聖天（いこましょうてん）とも呼ばれる。「生駒の聖天さん」と地元の人に愛される。山号は生駒山（いこまさん）。1678年に湛海律師によって開かれた。商売繁盛などにご利益があるとされています。
境内にはたくさんの建造物があるが、その中でも一際目を引くのが、本堂の背にある大きな岩壁にある「般若窟」。般若窟には、エキゾチックな相貌の弥勒菩薩の銅像が祀られていて、様々な願いを叶えてくれる「商売の神様」と信仰されている。この般若窟がパワースポットだと言われている。宝山寺に続くケーブルカーは、日本最初のケーブルカーとしても知られる。
宝山寺のパワースポット・見どころ
- 歴史と伝統: 宝山寺は、約1000年以上の歴史を持つ古い寺院であり、中国の仏教の伝統と歴史的な重要性を象徴しています。古代からの歴史的な背景や多くの仏教の教えが融合された場所として、多くの参拝者にとって魅力的な存在です。
- 美しい建築: 宝山寺は美しい建築物で知られています。伝統的な中国の寺院のスタイルを反映しつつ、屋根や彫刻、仏像などの細部に至るまで、美しい細工が施されています。建物のデザインや構造は、文化的な価値と芸術的な魅力を持っています。
- 豊かな文化と宗教的価値: 宝山寺は、仏教の修行や瞑想を行う場所として多くの僧侶や信者に愛されています。寺内には、多くの経典や仏像、宗教的なアートが保管されており、宗教的な価値を高めています。また、行事やお祭りなどの文化イベントも行われ、訪れる人々にとって深い文化体験を提供しています。
- 自然との調和: 宝山寺は自然豊かな環境に位置しており、美しい庭園や周囲の山々と調和しています。静かな雰囲気の中で訪れることで、心の平穏を求める参拝者にとって特別な場所となっています。
- 観光地としての人気: 宝山寺は観光地としても人気があります。訪れる人々は、寺院の美しさや歴史的な価値を楽しむだけでなく、地元の文化や伝統に触れることができます。
一の鳥居
参道を進んだ先に見える一の鳥居。石造りの鳥居としては、国内でも有数の高さを誇るのだとか。毎年12月16日には大注連縄(しめなわ)の掛け替え行事が行われます。
惣門
薬医門と呼ばれる形状で、お城やお屋敷などにもよく使われています。
財布の中身を増やす巾着袋
拝殿前にあるこの木彫の巾着は、金運向上のパワースポットです。巾着上部に財布を擦り付けると中身を増やしてくれるご利益があるとされています。
弥勒菩薩像
拝殿後ろにある般若窟と呼ばれる切り立った崖の中央に、この弥勒菩薩像はあり境内を見守っている。宝山寺の最も有名なスポットの一つでもあり、我々参拝客を優しく迎えてくれている。
多宝塔
もともと常楽殿跡だったとされ、昭和32年にお堂を建てようとした際、奈良時代に流通した和同開珎が出土したため、多宝塔を建立したといわれています。
院本堂
本尊には不動明王が祀られているが、もともと建立された江戸中期には16体の像が祀られていた。火災で焼け落ち、今の姿になったりました。
開山堂
開山した湛海律師が自ら刻んだとされるお像が安置されている。
開山廟
湛海律師の廟として築かれたのが、開山堂である。
大黒堂
奥の院の裏手にひっそりと佇む大黒堂。ここからは生駒市街が望めるが、その眺望は見事だ。秋なら赤く染まった紅葉がより彩ってくれる。
福徳大神
奥に進むと、ひっそりと佇むこの福徳大神があります。
宝山寺の神様
生駒山の中腹に位置する宝山寺は、商売の神様を祀る日本三大聖天のひとつ。 現世利益を求める多くの人々の信仰の寺として、古くより栄えてきた。 生駒山中に約10年の年月をかけて完成した伽藍には、山中の寺院ならではの独特な寺院建築物が並び、そのそれぞれには様々な神様・仏様が祀られている。
宝山寺のご利益
商売繁盛・金運アップ、良縁・縁結び など
金運アップ、良縁・縁結びのご利益があるといわれていて、商売繁盛のスポットとしても人気があり、拝殿へ向かう石段の周りには、建石がずらっと並んでいます。
Info
| 参考URL | 寳山寺公式ホームページ |
|---|---|
| アクセス | 【電車】近鉄奈良線生駒駅から近鉄生駒ケーブル約6分 宝山寺下車、徒歩15分 【車】京奈和道山田川ICから国道163号経由約50分、第2阪奈道路壱分ICから国道168号経由約20分 |
| 拝観時間 | 自由 |
| 拝観料 | 無料 |
| 住所 | 〒630-0266 奈良県生駒市門前町１−１ |
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