生田神社(いくたじんじゃ)は、兵庫県神戸市中央区にある神社である。同じ兵庫県内の廣田神社、長田神社とともに神功皇后以来の歴史を有する。縁結び、縁切り、復縁の復縁のご利益があるとされています。
古くから健康長寿や縁結び、商売繁盛などのご利益を授けてくれることで知られる。
恋人同士で一緒にお参りし、縁結びのお守りを男性は白、女性は赤をそれぞれ受けると二人は結ばれるといわれている。また、境内の松尾神社にある杉の木に向かって恋愛成就の願い事をすると叶うとされている。
【本殿】
こちらが中央にある「本殿」です。他の社殿も含めてですが、1938年(昭和13年)神戸大水害、1945年(昭和20年)神戸大空襲、1995年(平成7年)阪神・淡路大震災などで被災し、そこから何度も復活したことから「蘇る神」としてスポーツ選手などアスリートらも多く参拝します。
生田神社のパワースポット・見どころ
鳥居(とりい)
神社の入り口に立つ門は鳥居(とりい)と呼ばれる門です。最初に石造りの二ノ鳥居、次に朱塗りの三ノ鳥居があります。
手水舎(ちょうずや)
三ノ鳥居の右側には手水舎(ちょうずや)と呼ばれる、手を洗って身を清める場所があります。作法については英語の説明書きもあるので、海外からの旅行者も安心です。
楼門(ろうもん)
鳥居を抜けると「楼門(ろうもん)」があり、左右におみくじやお守りを授けてもらえる授与所があります。特別な祈祷(きとう)をお願いする場合を除き、基本的に神社への入場料は必要ありません。参拝者は、本殿の前方にある箱に、賽銭(さいせん)を投げ入れることで、お礼とお祈りの気持ちを伝えます。
本殿末社
御本殿の末社には、日吉神社、諏訪神社、八幡神社、住吉神社の四つのお社もおまつりされています。
ご神木
樹齢500年を超えるご神木から自然のパワーを頂くことができるといわれています。
4本のご神木があり、天災や震災などを乗り超えた木々からは、あふれる生命力を感じます。蘇り、再生・再起・合格・復活・復興の象徴とされています。
生田の森
社殿の北には「生田の森」が広がり、訪れる人たちの憩いの場になっています。平安時代の「枕草子」をはじめ、さまざまな書物にも登場する鎮守の森としても有名。また、源平合戦の古戦場跡としても広く知られています。寿永3(1184)年、平知盛が率いる平家軍が「生田の森」に陣を構え、一の谷から生田の森にかけての一帯で激しい戦いが行われたそう。
歴史に名を残す古戦場跡も、今は木漏れ日が差し込み、清らかな空気に包まれています。
稲荷神社
本殿奥の北東になります「稲荷神社(生活守護・食物、稲の神)」。2016年に半世紀以上ぶりにお色直しをしましたので、かなり鮮やかになっています。参道の赤鳥居は22基。
京都にある伏見稲荷大社の「千本鳥居」も幻想的ですが、こちらの赤鳥居もフォトジェニックなスポットとなっていて、外国人観光客の人も多いです。
生田森坐社(いくたのもりにいますやしろ)
安産・万物成長・生田の森の守り神。本殿奥の「生田の森」の中にあります。生田の森は『枕草子』をはじめ様々な書物に書かれている「鎮守の森(神が鎮座する森のこと)」です。源平合戦で戦場になった場所でもあります。
松尾神社
酒造・農工業の神。生田神社を入ってすぐ右に曲がると石の鳥居があります。こちらが「松尾神社」です。
こちらにある杉の木の下で縁結びを願うことにより、願いが叶うといいいます。杉の木に触れて恋愛成就を願うパワースポットです。
御神徳
生田神社の御祭神
生田神社のご利益
縁結び・縁切り、復縁の縁・安産祈願・恋愛成就・生業守護・健康寿命 など
縁結び水みくじ(水占い)
生田神社御本殿の裏側に広がる「生田の森」。川や大きな御神木が広がる森の中には、恋を占う「水みくじ」ができる場所があります。
水みくじとは、元々真っ白なおみくじを水に浮かべると文字が浮かびあがってくるおみくじなのですが、ここ生田神社の水みくじは当たると評判です。
Info
参考URL | 生田神社 |
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アクセス | 三ノ宮駅から徒歩で10分 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒676-0823 兵庫県高砂市阿弥陀町生石171 |
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