間人(たいざ)の立岩は、京都府京丹後市間人の竹野川河口の砂州で繋がった、周囲約1kmの岩。どっしりと大きな柱状節理の玄武岩で、周囲は約1kmにも及ぶ。聖徳太子の弟、麻呂子親王がこの岩に鬼を封じ込めたとの伝承が残る。岩の前には聖徳太子と間人皇后の母子像が立つ。
間人(たいざ)の立岩のパワースポット・見どころ
立岩
京丹後市にある立岩は、丹後を代表する絶景のひとつです。間人と書いて「たいざ」と読ませる難読地名で、晩秋から冬にかけて間人ガニが獲れることでも知られています。立岩はその間人へと流れる丹後半島の主要河川・竹野川(たかのがわ)の河口にある巨大な岩です。道の駅「てんきてんき丹後」を通り過ぎてすぐの川が竹野川で、川沿いに沿って河口に進むと立岩の傍まで行くことができます。
鬼退治伝説
城島(しろしま)
間人小間漁港から、橋を歩いて渡る小さな島。橋を渡ると三嶋神社があり、その脇から階段で登っていくとある城島公園には、地元の人たちにより建立された弁天像が立ちます。
後ケ浜(のちがはま)
立岩を望む海岸。間人の街中からアクセスが良く、夏には多く方が海水浴に訪れます。砂浜には、間人皇后・聖徳太子母子像(はしうどこうごう・しょうとくたいしぼしぞう)が佇みます。実は、聖徳太子のお母さんである間人(はしうど)皇后は、争乱を避け今の丹後町間人に身を寄せた、という伝説があります。その際、優しくもてなしてくれた地への感謝の印として自らの名前である「間人(はしうど)」を送りました。しかし、村人たちには畏れ多く、皇后が退座されたことにちなみ読み方を「たいざ」と変えたと言い伝えられています。
Info
参考URL | 立岩/京都府ホームページ |
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アクセス | 京都丹後鉄道宮豊線峰山駅から丹後海陸交通バス間人行きで30分、丹後庁舎前下車、徒歩5分 |
住所 | 〒627-0201 京都府京丹後市丹後町間人 |
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