清水寺(きよみずでら)は、京都府京都市東山区清水にある寺院。山号を音羽山と称する。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。
清水寺は、広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院の1つである。また、石山寺(滋賀県大津市)、長谷寺(奈良県桜井市)などと並び、日本でも有数の観音霊場であり、鹿苑寺(金閣寺)、嵐山などと並ぶ京都市内でも有数の観光地で、季節を問わず多くの参詣者が訪れる。
本堂の東側の階段を下りて左手にある三筋の滝「音羽の滝」が特にパワースポットとして知られる。この清水を飲んだり滝に打たれたりすることでご利益があるとされている。向かって右から健康、美容、出世(観光用に言われているのは健康・学業・縁結び)となっている。
三種類全部飲むと、欲深いということになりご利益が消えてしまうとも言われる。開祖である行叡居士・開山延鎮上人の滝行を今に伝えて水垢離(みずごり)の行場となり、また地元の人々がお茶の水汲み場として使い続けている。
また、仁王門のすぐそばにある善光寺堂には首が360度回る「首振り地蔵さん」が祀られており、このお地蔵様の首を願いのある方向に向けて願うとその願いが叶うと言われている。金運や商売繁盛には、お地蔵様の首を回して祈願すると「商売がうまく回る」という。
本堂舞台の入り口附近に弁慶の鉄下駄と錫杖がある。持ち上げるとご利益があるという。本当は、鍛冶屋が仕事中に鉄の破片が目に入り、本来なら失明するところを観音様のご利益で助かり、そのお礼に寄進したものだ、とも言われる。
塔内に子安観音(千手観音)が祀られている子安塔は、古くから安産の祈願所として信仰を集めている。聖武天皇・光明皇后もここで祈願し、後の孝謙天皇を安産にて無事授かったという。また牛若丸(源義経)の母・常盤が、3人の子供(今若・乙若・牛若)を連れて京を逃れる際、子安観音(千手観音)に子供達の無事を祈願したとも伝えられる。無病息災・立身出世・財福・良縁成就・子授けなどのご利益があるとされています。
清水寺のパワースポット・見どころ
信仰を確認する旅「西国三十三ヶ所巡礼」の第16番札所として知られている「清水寺」。清水寺は奈良時代末の778年の開基で、山号は「音羽山」といいます。京都、音羽山の中腹に位置し、その名前の由来となった清水は今でもこんこんとわき出ています。境内にはその清水が作る「音羽の滝」もあり、霊泉として訪れる人の多い場所です。敷地面積は13万平方メートルと広く、境内には国宝や重要文化財を含む伽藍が配置されています。
音羽の滝
清水寺の由来ともなった音羽の滝。学問、健康、縁結びの3つのご利益があります。
音羽の滝は本堂の東側、80段の石段を下りきった所にある滝です。位置的には境内の一番奥にあり隣には奥の院が建っています。3つの筧から流れ落ちる水は万病に効くと霊験あらたかな滝として知られ、古来から「黄金水」「延命水」などとも呼ばれていいます。清水寺の開創の起源であるこの流れ落ちる清めの水は清水寺の名前の由来となっており、この滝で開祖である延鎮上人が行叡居士から霊木を授かったとされています。
出世大黒天像
本堂外陣の西側に鎮座する大黒様。立身出世のご利益があるとされています。
平成20年に修復されピカピカに輝いている大黒様は室町時代生まれで黒頭巾に宝物袋を担ぎ、右手に打ち出の小槌を持ち米俵に乗っかったおなじみの姿はこの頃定着したといわれています。大黒天のお隣には売店があり大黒天のグッズを販売しています。
弁慶の鉄下駄
明治時代に吉野の修験者から奉納された鉄下駄は「弁慶の鉄下駄」と呼ばれています。この鉄下駄は本堂入り口左側にあり、重さ12kgの鉄下駄は主人である義経に忠義をつくした硬派者弁慶にちなんで、この鉄下駄にふれた男性は浮気をしなくなるといわれています。また隣にある重さ96kgの錫杖も持ち上げることができれば浮気防止ご利益にあやかることができるとされています。
濡れ手観音
煩悩とは心身を乱し悩ませる人間の欲のことをいいます。清水寺の濡れ手観音は奥の院裏手にいらっしゃり、裏手から流れてくる水をかけると煩悩を洗い流してくれるといわれています。美しい貴婦人のような目鼻立ちをした観音様は清水寺に数ある仏様のなかでも特に人気があります。
随求堂 胎内巡り
仁王門をくぐってまもなくの所にある随求堂では堂内を菩薩の胎内に見立てた「胎内めぐり」をすることができます。堂内は暗闇になっており壁の数珠を頼りに進んだ先にある梵字「ハラ」が刻まれた随求石に参拝すると菩薩の胎内で生まれ変われるといわれています。なお現在の随求堂は1718年に再建されたもので、堂内には秘仏とされる「随求菩薩」が安置されています。
子安塔
清水寺境内の一番奥にある子安塔には子安観音がおられます。この観音様は名前が示すとおり安産や幼児の無事を守る観音様。その昔聖武天皇と光明皇后がこの観音様に祈願され、718年無事孝謙天皇を安産されたといわれています。以来安産のご利益があるとされています。
清水寺のご利益
学問、健康、縁結び、立身出世、浮気防止、煩悩滅除、救済、癒し、安産などのご利益があるとされています。
清水寺の属性
清水寺は水属性のパワースポットとされています。
水属性は「浄化力」を持っている人です。
轟々と我を突き通す「火属性の人」を調整・制御する事に凄く長けています。
また水はいかようにも様子を変えます。そのため、優しさ・冷徹さを併せ持っています。自分でも気づいていないですが相反する2つの事象が自分の心の中に混在している人です。
これからの人生を過ごす上で大事なのは、力のバランス。
何事もどちらか一方に偏るとあなたの良い面が消されて、結果が発揮されない可能性があります。
水は色んな姿に形を変えますよね?それと同じように、どんな風にもどんな方面にも並列的に物事をこなすのが大事です。
あなたの繭気属性
パワースポットには、繭気属性というものがあり、「火・水・空・風・地」の属性があります。
繭気属性は生年月日と血液型から調べることができます。
繭気属性の調べ方や相性については「パワースポットにおける属性と相性」をご覧ください。
Info
参考URL | 音羽山 清水寺 |
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アクセス | 京都駅から 市バス206系統、100系統で清水道及び五条坂で(京都駅から約10分。バス停から清水寺まで徒歩で10分) 河原町駅から 市バス207系統で清水道及び五条坂で下車 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 一般 400円 小・中学生 200円 |
住所 | 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
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