善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、青森県青森市安方にある神社である。宗像三女神を祀っています。創建年代等については不詳ですが、允恭天皇の代に善知鳥中納言安方という者によって創建されたと伝えられています。
境内裏手にある龍神之水(りゅうじんのみず)がパワースポットと言われている。海や水に関係する繁栄や安全、災いを除くといわれています。地元の人々が古くから道中安全のご利益があるパワースポットとして愛されてきました。 また、交通安全や家内安全、商売繁盛、方位除け、漁業守護のご利益があります。
善知鳥神社のパワースポット・見どころ
東北屈指のパワースポットである善知鳥神社は青森市と大変所縁がある神社です。807年に坂上田村麻呂によって再建され、1837年に郷社、1876年に県社に昇格し、1907に海津見神社を合祀し現在の形となりました。
善知鳥を納めていた「善知鳥中納言安方氏」が、善知鳥村に住んでいた人々に狩猟や耕作を教え善知鳥村を開拓した人物として、言い伝えられています。善知鳥村はその後も発展を続け、現在の青森市になったといわれています。
また、「善知鳥中納言安方氏」が三女神を祀ったことにより善知鳥神社が創建された由来が残されています。
龍神乃水
青森発祥の地善知鳥神社のパワースポットで外せないのが龍神之水です。善知鳥神社の境内にある龍神之水も強力なパワースポットとして知られています。まるでこのパワースポットを守っているかのような龍の姿が印象的な龍神之水は、ご利益が湧き出るところとされています。
龍神之水は海や航海の神様として知られており、湧き出ている水を飲めば自然のパワーを授かる事ができます。そして、交通安全や商売繁盛といった御利益に授かる事ができます。
人形の紙
青森市発祥のパワースポット善知鳥神社にはもう一つ御利益に授かる事ができます。それは人形の紙です。善知鳥神社には人形の紙が置かれており、その紙に悩み事を書きます。そして、悩み事を見た神社の方が御祓いをしてくれます。
善知鳥(うとう)
「善知鳥」とは、学術的には中型の海鳥で非常に個性が強い親子の情愛が深い保護鳥で、体長は約38cmほどとハトよりも大きい鳥です。善知鳥神社の社紋はこの「善知鳥」をモチーフとしていきます。
また、「善」は神の意志、「知」は神に与えられるもの、「鳥」は天と地を結ぶ神の遣いという神聖な鳥ともいわれています。
善知鳥神社の名前の由来については、様々な口承と文献が存在しているため、正確なものはわかっていませんが、“アイヌ語の鳥頭(u-to)は名詞と接続その場所を示しています。toは沼を意味し、u-toは「沼のある場所」という由来など様々ないわれがあります。
御神徳
善知鳥神社の御祭神
善知鳥神社のご利益
開運招福、交通安全、家内安全、商売繁盛、方位除け、漁業守護、除災 など
善知鳥神社は平安時代から現在にかけて、徳川吉宗や森鴎外など多くの偉人が善知鳥神社について触れてきました。そして、この偉人達が善知鳥神社で強いパワーを授かり、数々の功績を残したとさえ言われています。
Info
参考URL | 善知鳥神社 参拝のすゝめ【公式】 |
---|---|
アクセス | 青森駅から徒歩で10分 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒030-0803 青森県青森市安方2丁目7−18 |
一覧 | 青森県のパワースポット一覧 |