唐人駄場(とうじんだば)は、高知県の足摺岬にある遺跡群で、縄文から弥生時代の石器や土器が数多く出土し、世界一の規模であるストーンサークルがある。高さ6~7mの巨石が林立する。
周辺にも多数の巨石(唐人石)があり、近年の調査で人工的に整形、設置されたものである可能性が高いとされている。亀石、鬼の包丁石(ストーン・スクレイパー)、祭壇石などと呼ばれる巨石がある。豊漁と漁の安全にご利益があるとされています。
唐人駄場のパワースポット・見どころ
ストーンサークル
唐人駄場には世界一の規模であるストーンサークルがある。実は今でも研究者や調査隊の頭を悩ます古代ミステリーが詰まった場所なのです。
というのも、ここには世界一の規模といわれる直径が150メートルを超えるストーンサークルの跡があり、外周には今も大小無数の石が残っています。不思議なパワーを感じることができます。
Info
参考URL | 唐人駄場遺跡 – 土佐清水市 |
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アクセス | 四万十町中央から車で90分 中村駅から高知西南交通バスで85分(足摺岬行) 唐人駄場付近から徒歩で25分(停留所以外でも停めてくれる) |
住所 | 〒787-0316 高知県土佐清水市松尾977 |
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類似のパワースポット
大分県豊後高田市:猪群山ストーンサークル
猪群山ストーンサークルは、大分県豊後高田市の猪群山(標高458m)山頂にある遺跡である。
斜め上方に向かってそびえる高さ約4.4mの神体石を中心に、東西33m、南北42mの楕円状に16の巨石が並ぶ。さらにその外側には直径約70mの円状に24の石が配されている。登山路から頂上の巨石群への入口には陰陽石と呼ばれる一対の巨石が門のように立っている。一帯は、「オミセン」と呼ばれる聖域で、女人禁制の地であった。
この巨石群はストーンサークル(環状列石)であると言われるが、配列に歪みがあり整った楕円状ではないことや、石の間隔が一定でないことなどから、ストーンサークルと呼ぶべきではないとの指摘もある。
神体石は、伝承によれば、山幸彦と海幸彦神話で知られる山幸彦が、龍宮から持ち帰った潮盈珠(しおみちのたま)、潮乾珠(しおひのたま)を置いた場所であるとされる。そのため、神体石の上部の窪みには、満潮時には水が満ち、干潮時には水が乾くという。また、窪みには金魚が住んでおり、この金魚を見た者は盲目になるとも伝えられる。
この巨石群は、古代の巨石信仰の遺跡であるとする説、中世の仏教信仰の霊場跡であるとする説、中世の砦跡であるとする説、自然地形であるとする説等がある。また、卑弥呼の墓とする俗説もある。
大分県宇佐市:佐田京石
佐田京石は、大分県宇佐市の米神山の麓にあるストーンサークル。人間の背丈ほどもある列石で、古代の祭祀場、鳥居の原型、埋納経の標石と様々な説がある。
列石は米神山を中心に数箇所存在し、環状列石(ストーンサークル)の他、ドルメン(支石墓)、水田の中にある傾いた石柱「こしき岩」などがある。「こしき岩」は、上に平らな石が乗っていて、これを取り除くと嵐になる「暴風石」とも言われている。恋愛、金運、
沖縄県国頭郡:大石林山
大石林山(だいせきりんざん)は、安須杜(あしむい)とも呼ばれ、沖縄本島のもっとも本土に近い最北端の辺戸岬の金剛石林山にある。
安須杜は地元では黄金森(くがにむい)と呼ばれ、沖縄の祖神アマミクが島造りの際、初めに造った聖地と言われています。
岬の背後には、琉球始祖アマミキヨが最初につくった山と伝えられる辺戸岳(248m)がそびえる。金剛石林山(こんごうせきりんざん)は、2億年前の石灰岩が雨水などで長い年月をかけて侵食されてできた、日本で唯一の亜熱帯カルスト地形。カルスト台地に石灰岩が露出している状態をピクナルといい、ここのピクナルは最大で約10メートルにも達する。
「御願ガジュマル(うがんカジュマル)」と呼ばれる樹齢150年のガジュマルがあり、「精霊を見た、子宝に恵まれた、歩けるようになった、写真にオーブが写った」といった声が上がっています。