屋久島(やくしま)は、九州大隅半島の南南西約60kmの海上に位置する島。豊かで美しい自然が残されており、島の中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる107.47km²がユネスコの世界自然遺産に登録されている。
小さな島のなかに2000mの標高差があり、南国の花々が咲き乱れる一方、厳しい氷雪もあり、北国の植物も生息している。縄文杉、ウィルソン株などの屋久杉が自生するほか、日本最北端のガジュマル林がある。
屋久島のパワースポット・見どころ
益救(やく)神社
数ある屋久島の神社の中で、どこよりも参拝しておきたいのが、宮之浦集落にある「益救神社」。
由緒記によれば、古くから「救いの宮」とも呼ばれ、今後もますます救って下さる神様のお宮だという感謝の思いを込めて「益救」の字があてられたとのこと。
【御祭神】
天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこと)=山幸彦
大山祇尊(おおやまづみのみこと)
木花開耶姫尊(このはなさくやひめのみこと)
塩土翁尊(しおつちのおきなのみこと)
豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)
豊玉姫尊(とよたまひめのみこと)
玉依姫尊(たまよりひめのみこと)
【ご利益】
金運上昇・安産祈願・子育大願・容姿端麗・火防守護・航海安全・交通安全 など
ウィルソン株
ウィルソン株(ウィルソンかぶ)とは、屋久島にある屋久杉の切り株である。
1586年(天正14年)、牧村の五郎七が足場を組み、豊臣秀吉の命令により大坂城築城(京都の方広寺建立とも)の為に切られたといわれる。胸高周囲13.8m。ハーバード大学樹木園のための収集に、日本を訪れたアメリカの植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン(Ernest Henry Wilson)博士により調査され、ソメイヨシノなど多くの桜などの収集とともに1914年に西洋文化圏に紹介され、後年この株の名前の由来となった
人が入れるほどの大きさで、中から上を見上げるとハート型に空が切り取られて見えることから、恋愛成就のパワースポットとして人気がある。開運にご利益があるとされています。インスタ映え間違いなし!!
縄文杉
縄文杉は、鹿児島県熊毛郡屋久島町(屋久島)に自生する最大級の屋久杉。屋久杉を代表する古木として著名である。世界自然遺産「屋久島」、国の特別天然記念物「屋久島スギ原始林」に包含される。
1966年、屋久町役場の観光課長だった岩川貞次により発見され広く紹介される。発見当初は大岩杉と呼ばれていた。「縄文杉」という名前の由来は、当時推定された樹齢が4,000年以上で縄文時代から生きていることから来たという説と、奔放にうねる幹の造形が縄文土器に似ているからという説がある。高さ30m、幹周16.1m、推定樹齢3000年。癒しの効果があり、心身のバランスがとれるとされています。
白谷雲水峡
白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)は屋久島北部を流れる宮之浦川支流白谷川の渓谷。行政上は鹿児島県屋久島町に属する。
一帯には、豊富な雨量による花崗岩の浸食によって形成された巨岩が広がり、原生林に蔽われる。この原生林は一般に知られる屋久杉の密集地帯に移行する段階で、照葉樹林の仲間であるウラジロガシ、イスノキ、タブノキなどと共にツガ、モミなどの常緑樹林が混生する。
弥生杉は樹齢3000年を誇る杉の巨木で、同渓谷のシンボル。辻峠から約20分ほど登ったところにある展望の良い花崗岩の巨岩「太鼓岩」がパワースポットとして人気を集めている。
屋久島の属性
屋久島は地属性のパワースポットとされています。
地属性は「忍耐力・継続力・蓄積力」を持っている人です。縁の下の力持ちで、影のリーダータイプです。
とにかく我慢強い、継続できる力があります。ただ、頑固で融通が利かない人で、視野が狭くなりがちです。
視野を広く持っていかないと小さいところで躓いてしまいます。
広い視野を持つために地属性のパワースポットを訪れましょう!
Info
参考URL | 屋久島町公式ウェブサイト|人と自然と。世界自然遺産屋久島 |
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アクセス | 鹿児島中央駅から鹿児島空港 鹿児島空港から屋久島空港 |
住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町 |
一覧 | 鹿児島県のパワースポット一覧 |
類似のパワースポット
沖縄県南城市:久高島
久高島(くだかじま)は、沖縄本島知念岬の東海上5.3kmに浮かぶ、周囲7.8kmの細長い小島。子宝にご利益があるとされています。
北東から南西方向にかけて細長く、最高地点でも17mと平坦な島である。土質は島尻マージと呼ばれる赤土で保水力には乏しい。河沼はなく水源は雨水と湧き水を貯める井泉(カー)に依存している。海岸沿いには珊瑚礁で出来た礁湖(イノー)が広がっている。
琉球王国時代には国王が聞得大君を伴って島に渡り礼拝を行っていたが、後に斎場御嶽から久高島を遙拝する形に変わり、1673年(延宝元年)からは、国王代理の役人が遙拝を務めるようになった。
沖縄の祖神、アマミキヨが降り立ったのが、久高島のカベール岬とされている。カベール岬には「生まれ変わりの岩」があり、この岩の窪みに入って出ることで生まれ変わりの儀式ができるという。
新潟県佐渡市:佐渡島(さどがしま)
佐渡島(さどがしま)は新潟県佐渡市に所在する、新潟県の西方沖に位置する日本海側最大の離島です。
佐渡沖を流れる対馬暖流の影響を受けるため、積雪は本土よりも少なくなります。
豊かな土壌と気候を活かした農業や漁業などが営まれている観光名所でもあります。
佐渡島全体が地属性のパワースポットとされています。
広島県福山市:仙酔島(せんすいじま)
仙酔島(せんすいじま)は、瀬戸内海国立公園の中心にある離島です。
大規模な火山活動により主に溶結凝灰岩で形成されたもので、希少な地質で形成されています。
「仙人が酔ってしまうほど美しい」という言い伝えが残っており、歴代の皇族も度々訪れています。
仙酔島には太古から七福神や龍神様などの神々が鎮座していると伝えられています。
仙酔島には多数のパワースポットと絶景スポットが存在します。