金時山(きんときさん、きんときやま)は神奈川県と静岡県の境にあり、箱根山の北部に位置する標高1,213 mの山。
かつてこの山は、山の形から猪鼻嶽(いのはなだけ)と呼ばれていたが、坂田公時(金太郎)がこの山で山姥に育てられたという伝説から、江戸時代の後期に金時山と呼ばれるようになった。山麓の登山道入り口には、坂田公時を祀る公時神社が鎮座している。
金時山のパワースポット・見どころ
金太郎のふるさと 金時山
標高:1,212m。日本三百名山。
金太郎伝説と山頂の茶屋が人気の山です。初心者でも登りやすく、多くの登山客が訪れます。山頂からは遮るものが無い富士山を眺められます。また、大涌谷や芦ノ湖方面の眺めも良いです。
箱根外輪山の最高峰としても知られています。金時山は山頂が丸く盛り上がっているので「猪鼻山」という別名を持っています。
金時山がある南足柄市は「金太郎のふるさと」とされており、有名です。近隣の道の駅では金太郎グッズなどが販売されています。
金時神社(公時神社)
金時山麓に立つ神社で、金太郎(平安時代後期の武士、源頼光に仕え四天王の1人に数えられた坂田公時)が祭神として祀られています。毎年子供の日に行われる「公時まつり」では国の指定文化財に指定されている湯立獅子舞が披露され、多くの人々で賑わいます。
「まさかりかついで、きんたろう、くまにまたがり、おうまのけいこ~」の童謡で有名な金太郎を祀った神社が、神奈川県箱根町にある公時神社(金時神社)です。祭神の金太郎は、強健で力持ちの怪童ながら、母思いの優しい子であったとされています。
公時神社(金時神社)は、神奈川と静岡の県境にある金時山の神奈川側の麓に位置し、いくつかある登山ルートのうちの出発点の一つでもあります。そんな公時神社のご利益や御朱印に加え、金時山(標高1,212メートル)への登山ルートや見所、金太郎出生地伝承、さらに神社周辺に残る数々の言い伝え、現代まで残る祭りの様子などをまとめました。
Info
参考URL | 金時山 – 環境省箱根ビジターセンター |
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住所 | 〒410-1315 静岡県駿東郡小山町桑木 |
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類似のパワースポット
静岡県富士宮市:富士山
富士山(ふじさん)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山。標高3,776m。
古くから霊山と崇められ、富士山周辺には富士山本宮浅間大社、富知神社、山宮浅間神社、人穴浅間神社、魔王天神社、愛染の滝など多くのパワースポットがある。ご祭神・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)の父神となり、農林業、漁業、工業、商工業などのご利益があるとされています。
静岡県伊東市:大室山
大室山(おおむろやま)は、静岡県伊東市にある標高580mの火山である。富士山に匹敵する「良い気」が流れる場所として有名です。国の天然記念物に指定されている。大自然からのパワーで安産祈願、海上安全、家内安全、学問、縁結びなどのご利益があるとされています。
静岡県伊豆の国市:葛城山
葛城山(かつらぎやま)は、静岡県伊豆の国市にある標高452mの山である。他地域の葛城山と区別するために伊豆葛城山と呼ばれることもある。
山頂には平安時代よりその名が確認されている葛城神社や、鎌倉時代より置かれていたと言われる地蔵尊などがあり、古くから人々に信仰されていた山であることがうかがえる。
山地部が伊豆の国パノラマパークとして整備されており、北麓から山頂までロープウェイが運行されている。山頂では富士山や天城山などが望める。長生き健康や良縁、厄よけ、進学成就などのご利益があるとされています。
静岡県下田市:寝姿山
寝姿山(ねすがたやま)は、静岡県下田市にある山で、女性の仰向けの寝姿に似ているところからこの名で呼ばれている。
山頂からは下田市街に下田港、伊豆七島、天城連山を一望でき、「伊豆三景」の一つと言われている。また寝姿山の山頂花公園内には、奈良法隆寺の夢殿を3分の2の大きさに再現した縁結びの愛染堂もある。
中腹から山頂に至る途上には「石割楠」があり、難関突破のパワースポットと言われている。2メートル近い巨石を真っ二つにして楠が聳えている。縁結びにご利益があるとされています。