御首神社(みくびじんじゃ)とは、岐阜県大垣市荒尾町にある神社である。御祭神は平将門公の御神霊。
伝承によれば、今から約千年前桓武天皇第六代皇胤平将門公は、時の朝廷の政策に憤りを覚え乱(承平天慶の乱)を起こした。しかし藤原秀郷・平貞盛等に鎮められ、平将門公は捕えられ首を討たれた。その首は京都に送られさらし首となったが、故郷恋しさのあまり獄門を抜け出し関東へ戻ろうと飛び立った。この異変を知り、美濃の国南宮大社では、平将門公の首が関東に戻ることにより再び乱の起こることを恐れ祈願したところ、神社に座す隼人神が矢をつがへ東に飛びゆく平将門公の首を射落とした(その時、隼人神の射た神矢が飛んでいった道筋を矢の通った道であるとして、現在の大垣市矢道町がある)。この首が落ちた荒尾の地に平将門公を神として崇め祀ることによって再びその首が、関東に戻らぬようその怒りを鎮め霊を慰めるために創建されたと言われる(ただし創建年は不明)。このような謂れから、古来より首から上の病気平癒に御利益があるとされ、近年においては学業成就・合格祈願などにも御利益があるといわれている。
公の怒りを鎮め霊を慰めるために建てられた。 この由来から、首から上の病気平癒、合格祈願、学業成就などにご利益があるとされています。
御首神社のパワースポット・見どころ
大垣市荒尾町に鎮座しており、桓武天皇六代の血筋、平将門公の御神霊が祀られている。伝承によれば、平将門は朝廷の政策に憤りをおぼえ、天慶の乱を起こした。
しかし藤原秀郷・平貞盛等に捕らえられ首を討たれる。その首は京に送られさらし首となったが、故郷恋しさのあまり獄門を抜け出し関東へ戻ろうと飛び立った。この異変を知り美濃国南宮神社では、将門の首が関東に戻ることにより再び乱の起こることを恐れ祈願し、神社に坐す隼人神が矢をつがえ東に飛びゆく将門の首を射落とした。将門の首が落ちた荒尾の地にその怒りを鎮め霊を慰めるために、神として祀ったのが御首神社であると伝えられている。
御神徳
御首神社の御祭神
御首神社のご利益
開運招福・首上の病気平癒はもとより、健康(ぼけ防止)や学業成就を中心に、
交通安全・家内安全・商売繁盛・厄祓い など
この御首神社は、首から上の諸願成就に御利益があるとされています。首から上といっても様々なことがありますよね。
例えば、頭痛がひどい人・首のこりがひどい人など本当に色々あると思います。そんな病気平癒の御利益を頂きに御首神社を参拝される方が多いようです。
また、首から上ということで合格祈願や学業上達の祈願で参拝される学生さん達や親子連れで参拝される方も多いようです。
その他この御首神社は、交通安全・家内安全・商売繁盛・厄払いなどの御利益も頂けるそうです。
そしてこの多くの御利益を頂ける御首神社は、お正月の三ヶ日にもなると参拝客で埋め尽くされ一日中長蛇の列が続くそうです。
Info
参考URL | 首から上の大神様|御首神社 |
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アクセス | 東海道本線美濃赤坂支線荒尾駅の目の前 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒503-0034 岐阜県大垣市荒尾町1283−1 |
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