雨滝(あめだき)は、鳥取県鳥取市国府町にある滝。日本の滝百選に選定されている。
千代川の支流で扇ノ山(おおぎのせん)を源流とする袋川の更に支流、雨滝川の標高500m地点にある。玄武岩の岩肌を飛沫を上げて落下し、水量が多く迫力がある。
周囲の原生林はトチ・ケヤキ・ブナなどの落葉樹が多く秋には紅葉の名所となる。
古来より霊場として修行・信仰の場となっていた。滝の前にある不動明王に祈願すると、精神病が治ったり商売が繁盛するなどの霊験がある、とされる。
雨滝の霊水は、皮膚を守る効果があると言われ、滝に参拝した次の冬は肌荒れが無く、寒さから肌を守ってくれるという。周囲には筥滝(はこだき)、布引滝、とよ滝など大小48の滝が存在する。精神病の快癒や商売繁盛にご利益があるとされています。
雨滝のパワースポット・見どころ
筥滝
雨滝の奥、もう一つ隣の谷筋に「筥滝」呼ばれる大きな滝がかかっている。雨滝より筥滝の方が好きな人もいるくらい見応えのある滝です。
Info
参考URL | 雨滝 – 鳥取県観光連盟 |
---|---|
アクセス | 鳥取駅からバスで([雨滝」下車 徒歩20分) |
住所 | 〒680-0201 鳥取県鳥取市国府町雨滝 |
一覧 | 鳥取県のパワースポット一覧 |
類似のパワースポット
山形県酒田市:玉簾の滝
玉簾の滝(たますだれのたき)は、山形県酒田市の日向川の上流にある直瀑。落差63m・幅5m。眺めていると観音様が見えてくると言われる。
かつては修験道の道場であり、滝の落ちる断崖の中腹に岩窟が神座とされていたため、玉簾の名が付いたとされる。 水には男女の縁を結ぶ力があるとされており、実際に中国発祥の開運術でも「男女の縁を結ぶには水が重要」と考えられことから、恋愛成就のご利益があるといわれています。
宮城県仙台市:秋保大滝
秋保大滝(あきうおおたき)は、宮城県仙台市太白区秋保町にある滝。蔵王国定公園および県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川上流部において、落差55m、幅6mで流れ落ちる。国の名勝に指定されており、日本の滝百選の1つにも数えられる。「日本三大瀑布(大滝)」あるいは「日本三名瀑」の1つにも数えられている。家内安全、商売繁盛などのご利益があるといわれています。
群馬県沼田市:吹割の滝
吹割の滝(ふきわれのたき)は、群馬県沼田市利根町にある滝。高さ7メートル、幅30メートル。奇岩が1.5キロメートルに渡って続く片品渓谷(吹割渓谷)にかかる。河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられた。天然記念物および名勝に指定されている。
900万年前に起こった火山の噴火による大規模な火砕流が冷固した溶結凝灰岩が片品川の流れによって侵食されてできたV字谷にかかり、そこに向かって三方から河川が流れ落ちるその姿から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる。
和歌山県那智勝浦町:那智滝
那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
那智山中には、いくつかの渓流があり、その渓流には60余に達する多くの滝が架かっている。「那智滝」とは、本来は、那智山の多くの滝のうち、瀧篭修行の行場として扱われた48の滝(那智四十八滝)の総称であった。しかし、現在、一般に那智滝として知られている滝はこれらのうち、一の滝を指している。一の滝における落差は133mに及び、単独の滝では落差国内一位を誇る。