琴崎八幡宮(ことざきはちまんぐう)は、山口県宇部市にある神社。宇部市の総鎮守として崇敬を受ける。縁結び、安産、交通安全などのご利益があるとされています。
八幡神(品陀和気命・気長足比女命・足仲津比古命)を主祭神とし、宗像三女神(多紀理比女命・多紀津比女命・市杵島比女命)を配祀し、交通安全、安産育児、縁結びなどに御利益があるといわれる。お守りの種類が豊富なことで有名で、正月には600種以上が並ぶ。
琴崎八幡宮のパワースポット・見どころ
859年(貞観元年)、宇佐八幡宮から京都の石清水八幡宮に勧請の際に、波風が荒かったため船を琴芝の浦に寄せられました。
その時に御神徳を受け、社殿を立てて勧請したのが今の琴崎八幡宮のはじまりとされています。しかし、社地が海岸近くであったため、祠が長年の海風で傷み廃壊してしまいます。
1184年(寿永3年)に西の宮に社殿を造営。その後1377年(永和3年)にご神託を受け、西の宮から現在の社地・琴崎に奉遷されました。
以来、地元の人々や領主(大内氏、毛利氏)からの信仰も厚く、現在では神社本庁の定める別表神社にも加列しています。
夫婦小賀玉
拝殿に向かって左側の奥のほうに、縁結びの樹があります。二本の幹が根本で繋がり仲良く寄り添っていることから「夫婦小賀玉」と呼ばれるようになりました。
縁結び、夫婦円満、安産、子授けのご利益があるとされています。この木の周りを男性は左回り、女性は右回りで願掛けすると良縁に巡り合えるといわれています。
招霊(おがたま)
このオガタマの樹は別名「招霊(おがたま)」と呼ばれ、神社に御神木としてよくある樹です。御霊を引き寄せる樹としても知られていてこの樹の周りでは波動が一層高まっている事でしょう。
いぼ神社
御祭神は不詳ですが、石造の五輪の塔の頭頂部にあるくぼみに溜まる水を、いぼにつけたら治ったとの口伝えがあるそうです。
御神徳
琴崎八幡宮の御祭神
琴崎八幡宮のご利益
縁結び、安産、育児・教育、海上安全・交通安全、勝負運、勝運招来 など
仲哀天皇と神功皇后の子どもが応神天皇とされており、応神天皇は誉田別命(ホンダワケノミコト)とも言われ、古くから八幡神「弓矢八幡」として全国の武士から崇敬を集めてきました。
仲哀天皇は、皇后である神功皇后とともに熊襲征伐に旅立つも崩御。
その後神功皇后は天皇の遺志をついで熊襲征伐を達成します。
そしてお腹に応神天皇を身ごもっていながら三韓征伐を行い、見事に新羅、高麗、百済を服属させます。
このことから神宮皇后は安産、育児、子育てや子授け、武運や外交、開運などといった多くのご利益があると言われています。
また、宗像三女神は日本の神話においてスサノオノミコトの子の三姉妹とされ、航海安全や交通安全、商売繁盛、技芸上達など、大変多くのご利益がある神として知られています。
風鈴まつり
夏の恒例となった「風鈴まつり」が、宇部市の琴崎八幡宮にて開催します。3,000個以上の風鈴で彩られ、非常に華やかな空間になっています。インスタ映えするとしても人気があります。
特に御本殿と秋葉神社の周りには、新たな風鈴掛けのスペースもご用意されています。
風鈴の短冊に願いを書き、風鈴にかけることができます。
また、お好きな風鈴を選んでお持ち帰りすることもできます。
鈴の音は昔から巫女舞や神楽で使われるように、神さまに捧げられる神秘的な音です。
その清らかな響きによって禍を祓う力があると信じられています。
Info
参考URL | 琴崎八幡宮 公式サイト |
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アクセス | 山陽自動車道宇部ICから車で3分 |
拝観時間 | 自由 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒755-0091 山口県宇部市上宇部 大小路 571 |
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